スープも何もかも旨い餃子だなんて!そんな夢のような逸品があったとは…!どんな味わいなのか期待に胸を膨らませつつ、いざ店内へ。
世の中には、“通いたい店”と称される店が存在する。
甲府市飯田にある『頂香(ディンカ)』も、多くの人にそう認定される中華料理店のひとつ。
腕を振るうのはこの道30年の店主塚原さんと、点心をメインに担当するスタッフ名取さん。
並ぶのはスタンダードなメニューばかりなのにどれも舌を飽きさせない深い味わいで、何度だって食べたくなる。
そうやって虜になった人たちが今日も足を運ぶ。
「水餃子は皮と肉を味わってもらいたい」という思いから、具に使う食材は豚肉とニラのみで、味付けもシンプルに。
それを水餃子用に厚めにのばした自家製の皮で包んでいく。
合わせるスープのベースは、鶏ガラ100%。
澄んだスープに仕上がるのは、手間を惜しまず丁寧に下処理をしているから。
シンプルな一品の中に、確かな技術が詰め込まれている。
570円(税込)
琥珀色のスープの中にたゆたう水餃子は、見ただけでぎっしり具が詰まっていることが分かるほどプリップリ!
スープと一緒にいただくと、一瞬で鶏ガラのうま味とたっぷりの肉汁が口いっぱいに広がって、滋味深いスープが体に染み込んでいく。
この奥深さ、とてもシンプルなレシピとは思えない!
しっかり食べ応えがあるものの、気付けばスープまで飲み干しているから不思議…。
ご愛読ありがとうございました!
今回の「焼き鳥」で本連載企画は最終回となります。
また、新たな形で連載を企画中ですので乞うご期待!
長い間ご愛読ありがとうございました。
スープも餃子も何もかも旨い!ボリューミーだけどあっさりなのでペロリ完食できます。