量り売りのお店「仲沢商店」
韮崎に11月28日オープン！
地球に優しいバルクショップ

海外ではすっかりお馴染みになっている、グラム単位で量り売りするパッケージフリーの“バルクショップ”というスタイル。
プラスチックごみが軽減でき、環境に優しいことから日本でも注目され始めている。
そんなバルクショップ「仲沢商店」がここ、山梨県韮崎市に2020年11月28日オープン!!

ご主人の実家にあった築102年の蔵をリノベーションしたという店内には、ドライフルーツやナッツ、パスタ、スパイス、塩や砂糖まで、様々な食品がズラリと並ぶ。

もともとはデザイナーになるのが夢で、東京でアパレル会社に勤めていたというオーナーの仲沢さん。そんな仲沢さんがバルクショップをオープンしたきっかけになったのが、アパレル業界で目の当たりにしたゴミの山だったという。
「毎日、布の端切れや型紙など材料のゴミの山を見ながら、なんだか違和感を覚えて…。自然なもののイメージが強かったコットンでさえ、実は栽培には大量の水と農薬が必要だったり。これからは、自分が自信をもっておすすめできる商品を取り扱いたいなって思ったんです」。

北杜市産の野菜を使った商品や大豆、韮崎産の玄米など、地元のものも数多く取り入れ、仲沢商店に並んでいるものは、すべて仲沢さんが自信をもってセレクトしたものばかりだ。

仲沢さんが手作りしたかわいい布ナプキンも。便利だからという理由で当たり前のように使っていたナプキンも、布に変えてみると、単に“ごみを減らす”だけでなく、体を冷やさなかったりといいことづくめだという。

テラス席やお湯を注ぐスペースもあるので、寒い日には、コーヒー豆やハーブティーを購入して、ほっと1杯温まるのもいい。

容器を持参して、好きなものを必要な分だけお買い物。
量り売りというスタイル、取り入れてみては。