小さな隠れ家カフェ&ショップ
甲府市「やまいち」
2022年4月17日オープン
Release:22.04.15
甲府市下飯田の住宅街、一見したらお店とは分からないアパートの一室に、2022年4月17日素敵なショップ&カフェがひっそりとグランドオープンを迎える。
「暮らしの道具と喫茶 やまいち」。
店内は土足のまま入店OKで、右手にはカウンター席8席のみのカフェスペース、左手には作家ものの器やカトラリーなどが並ぶショップスペースが広がる。
ナチュラルな風合いがやさしい雰囲気を醸し出す、居心地のいい空間。
「お店で扱う商品はすべて私が一度生活の中に取り入れ、実際に使ってみてファンになってしまったものばかりなんです」という店主の坂本沙織さん。
「暮らしに長く寄り添ってくれる道具と向き合いながら生活することで、私達の日常はより楽しく、豊かになると思うのです」。
そんな坂本さんの思いから、※“金継ぎ”のワークショップも定期的に開催。
「壊れたら捨てて、新しいものを買うというサイクルは効率的で便利だけど、少し後ろめたいような、物寂しい気持ちになる」と坂本さん。
商品に添えられたメニューボードも、ここをリノベーションした時に出た廃材で手作りしたという。
※割れたり欠けた器を漆で修復し、金で仕上げる伝統技法
カフェを併設したのも、実際に器の使い心地や口当たり、経年変化を体感してほしいという思いから。
ここでは、ショップで販売する器やカトラリーで、坂本さん手作りの焼き菓子やドリンクを味わうことができるのだ。
その人のイメージに合わせて器を選んでくれるから、同じメニューを頼んでも違ったもので提供されるというのも楽しい。
早速、キャロットケーキと自家製シロップジュースをオーダーし、私のイメージでケーキ皿を選んでもらった。
出てきたのは、優しいイエローのぽってりとしたフォルムの丸皿。
「東京都八王子市で制作する陶芸家小谷田潤さんの作品で、分かりやすい可愛らしさが特徴なんですよ」とのことで、なんだか嬉しい気持ちに♪
すりおろしキャロットとクルミがたっぷり入った素朴なケーキに、クリームチーズ・ヨーグルト・ホイップの爽やかな特製クリームが華やかな彩りを加える。
自宅の畑で収穫したフルーツで作ったシロップで登場する特製ジュースは、水かソーダで割って。
今の季節は夏みかん!お酢を少し加えた、さっぱりとした酸味と甘みがなんとも心地いい。
ちょっと欲張って、コーヒーパフェも。
しっかり苦みを感じられるコーヒーゼリーと手作りコーヒーアイスに、カカオニブやグラノーラで食感のアクセントを。ビターな大人味のパフェは洗練された上品な味わいで、ちょっぴり贅沢なコーヒーブレイクをもたらす。
ふんわりとろけるようなコクのあるレアチーズケーキも、これからの季節におすすめしたいスイーツのひとつ。
忙しない毎日の中で、ずっと使い続けたくなる暮らしの道具、そして心和む美味しいお菓子に出会える場所へ。
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暮らしの道具と喫茶 やまいち
住所 | 山梨県甲府市下飯田2-3-6 |
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営業時間 | 12:00~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | あり(6台) |
URL | |
主なメニュー | ・本日のお菓子 ・コーヒーパフェ 500円 ※テイクアウトOK |
備考 | ※1組最大2名までの入店 |