− 抹茶玉 −

ひと足早く、夏の訪れを感じられる初夏の玉菓子「抹茶玉」が2024年4月25日から販売開始！3年目を迎え、2024年は「抹茶の本当のおいしさを楽しむ」という原点にかえり、今まで以上に“抹茶”にこだわり抜いた。まさに「抹茶好きのための抹茶玉」に真っ向勝負を挑む。

今回使用した京都の老舗茶舗「放香堂」の十段の茶師が監修した宇治抹茶は、なんと茶道に使われるくらいグレードの高いものとか！製菓では火を入れるため、抹茶の香りや色が変化してしまうことを避けられず、茶道用の抹茶とは通常全く別モノ。
「でも、製造のしやすさで諦めながら作ることはしたくなかったんです」と、広報・黒澤玲那さんがその熱い想いを語ってくれた。

石臼で挽いた上質な宇治抹茶は、ダマにならずにサラサラで、香りもしっかり出て…と、その製造過程で“石臼で挽いたからこそ”の繊細さを実感したという。

「いいものを使えば抹茶らしさが出ると思っていたけど違った。苦みではなく、むしろ甘さだったり、深い渋みだったり、種類によって驚くほど味わいが異なったから、もっと抹茶を深く知りたいと思った」という黒澤さん。だから製菓用に使うには何とも贅沢で特別すぎる、最高級の宇治抹茶を1種類ではなく2種類ブレンドし、澤田屋らしい『抹茶』の味を実現。餡にも羊羹にもふんだんに使用した。

美しく深緑色に輝く2024Ver.抹茶玉。“丁寧に抹茶を点てて楽しむ抹茶の豊かな香り”“深みのある味わい”…これらをそのまま抹茶玉に落とし込むべく、放香堂とともに試行錯誤を繰り返し、ついにお目見え!!

これまで抹茶餡にプラスしていた山梨の柚子も使わず、抹茶そのもののおいしさを楽しめる玉菓子へと昇華を遂げた。ひと口食べれば、抹茶の苦みというよりも、深いコクと旨味が口の中をあっという間に占領する。気品と奥行きのある濃厚な旨味とやわらかな香り、そして後からやってくる奥ゆかしい渋み…。一気にお茶の本場、京都へといざなう。

毎年人気が高く、販売開始を多くの人が心待ちにしている抹茶玉。
もっとたくさん作りたい…と思っても、手間がかかりすぎ、なかなか数を増やせないんだとか。取り置きもできるので、事前に電話で予約しておくのがおすすめだ。

最高級の玉菓子とともに初夏の訪れを感じて…。
※オンライン販売もあり