Release:22.11.25
コロッケに何やら、山梨名物が入っている…!?
一体どういうことなのかを探るべく、潜入調査!
道の駅まきおかから車で5分、細道にひっそりと佇む「きくや食堂」。
創業して約60年、創業以来変わらない内装と昔ながらのポスターや有名人のサインなどが飾られ、昭和レトロ漂う。こちらでは自家製麺を使用したそば、うどんをメインにラインアップし、ボリュームのある量と懐かしさのある味わいに、サラリーマンや学生などの多くの地元民に親しまれている。
中でも最近の人気メニューは、店主の代替わり後、2011年に開発されたコロッケ。「ここへ来たら必ず食べたい」と訪れる人が後を絶たず、メディアでも紹介されるほど話題となり、きくや食堂の定番メニューへと昇格した。
よく見てみると、なにやら菱形のような気が…?
実はこちらのコロッケは武田信玄の家紋『武田菱』を模っているそう。
ほうとうに水溶き片栗粉をまぜ、とろみをつけてから武田菱の形へと整え、アツアツの油の中へと投下。180度の油で4分ほど揚げたら、こんがりキツネ色の「やまなしコロッケ」の完成。
単品/200円
定食/750円
※汁物・ご飯・漬物付き
ほうとうの味わいをカラっと閉じ込めたコロッケは、外はサクサク、中はやわらか~。断面を見ると、かぼちゃやほうとう麺、しめじ、さらには里芋まで、具だくさんの食材たちがお目見えする。味付けもほうとうと同じく味噌ベースで、しょっぱさとかぼちゃの甘みがよく絡み合う。たくさん研究をし、こだわり尽くされたのはコロッケだけでなくソースも。別添えのオリジナル巨峰ソースは、バルサミコ酢のような酸味と巨峰の甘さが絶妙で、また違った味わいへと昇華する。
ここでしか味わえない、山梨愛を感じられるひと品をぜひ。
ご愛読ありがとうございました!
今回の「焼き鳥」で本連載企画は最終回となります。
また、新たな形で連載を企画中ですので乞うご期待!
長い間ご愛読ありがとうございました。
昭和な感じのお店で懐かしさ溢れます。中でも山梨名物が入ったコロッケが美味しい!
子どもの頃から家族で通っています。小さい子でも食べられるコロッケは甘くて絶品♪