Release:23.01.27
Restaurant the Shambles
レストラン
ザ・シャンブルズ
[笛吹市/フレンチ]
映画のワンシーンのような邸宅ウエディングを叶えてくれる「ネオス・ミラベル」。瀟洒な英国洋館の門をくぐれば、スペシャルな非日常が幕を開ける。
扉の向こうに広がるのは、息をのむほど美しく煌びやかな空間と、記念日を彩るもてなしのフレンチ…。
耽美な空気を纏い、醒めることのない夢の時間がはじまる。
季節ごとのデコレーションで華やかに迎えてくれるエントランスロビーから、長い廊下を歩く。高鳴る胸の鼓動を感じながら、今宵の会場へ。
ランチタイムには自然光溢れるイギリスの街並みを思わせる開放的な空間に、ディナータイムには照明を落とし、キャンドルの光が揺らめくロマンティックな雰囲気にと、昼と夜とでその表情をガラリと変える。洗練されたインテリアやアンティーク家具が配され、リュクス感に包まれながら上質な大人のくつろぎ時間を満喫しよう。
こだわりの素材を最高の火入れで供す
文字通り、色彩豊かで独創的にお口を楽しませてくれる本日のアミューズブッシュ。
蟹とキャビアをあしらったカリフラワーのムースは、コンソメジュレと合わせることで、カリフラワーの淡白な風味がグッと深みを増し、リッチな味わいに。さくっとした最中の中にはマグロのリエット。そしてシンプルなシュー生地とチーズのコクを、グージェールで楽しむ。
冷たい前菜は200度のオーブンで殻ごと蒸し焼きした、ふっくらジューシーな牡蠣を玄米のポタージュ仕立てで。粒々とした食感と優しいポタージュの甘みにピリッと黒コショウが効いて、オリーブオイルが味わいをまとめ上げる。
温かい前菜はまるでモンブランのような可愛いいで立ちで登場。
口どけなめらかなマッシュポテトの中からはやわらかな牛ほほ肉が顔を出し、濃厚な赤ワインベースのソースをたっぷりと。お肉を一緒に煮込んで、最大限に肉の旨味を抽出したソースはまさに絶品。口の中でほどけていく肉の美味快感に陶酔する。
その日の鮮魚を最適な調理法で…。本日は鯛のキュイソンナクレ。香り高く、表面はパリッと中はふわっと仕上げる絶妙の火入れがこちらのシェフの得意技。螺鈿のような虹色に光る切り身から旨味が滲み出る。
カットした部位によってもすべて火入れを変えるという最高の焼き加減で供するひと皿は、現代フレンチの名作といっても過言ではないだろう。
肉料理は蝦夷鹿のロティ。新鮮で最高のコンディションのジビエは、きめ細やかな肉質にウットリ。最適な火入れとカシス風味の黒コショウのソースで、噛みしめるほどに溢れ出る野生の旨味を堪能でき、美味の快楽に溺れそうだ。
程よく水分を含ませながら調理した、付け合わせの紫キャベツやキノコのソテーもメインに勝るとも劣らない美味しさ。
デザートタイムの主役は、チョコレートの王様“ガトーオペラ”に遊び心を加えたシャンブルズならではの逸品。コーヒーのグラニテにチョコレートとコーヒーのアイスをのせて、チョコレートで蓋を。熱々のショコラをかけたら蓋がとけて…。黄金配合の魔法を心ゆくまで楽しんで。
小菓子にはカヌレ・ド・ボルドーをセッティング。カヌレ好きのシェフが、<自らが食べたいカヌレ>を半年以上も試作を重ね、やっと完成したという熱と愛がこもった自信作。
カリッとほろ苦の外側と、しっとりもちっとした内側の異なる食感は伝統に倣い、香ばしさと旨みが凝縮した、料理シェフがつくったカヌレの上品で贅沢な味わいを玩味してみては。
コース終盤を盛り上げてくれるのが、渾身のスイーツたち。美味しいだけでなく、ゲストが喜ぶオリジナルの演出やサプライズは、さすが多くのウエディングを手掛けるここならではの手腕が光る。デザートや小菓子のほかに、なんとホールケーキも!
そのほか、プロポーズや誕生日、記念日のサプライズにも相談にのってくれる。
取材を終えて…
人生最良の日を彩るウエディング会場として定評があるということがうなづける、素晴らしいロケーションと空間・美食・もてなし・演出がすべて揃っている。
しかもそれでいてリーズナブルというのも嬉しい限り。乾杯酒から赤白ワインやウイスキー、ビールのほか、ソフトドリンクもノンアルカクテルもフリードリンクなんてすごい。