甲府市商店街のニューフェイス「RECCO」（レッコ）は、ガラス張りのファサードが何ともオシャレな、イタリアンなおつまみとナチュラルワインが楽しめるワインバー。2023年1月21日のオープンからワイン通はもちろん、観光客や地元の人の間で話題を呼んでいる。

カウンター席にテーブル席が２つと、決して広くはないけど落ち着く空間がとっても素敵！

「イタリアワインを軸に、イタリアだけにこだわらず僕がいち飲み手として飲みたいと思うものを、1杯目からスパークリングワインを飲んでもらえるお店にしたい」というソムリエでもある店主の道崎航介さん。店名の“RECCO”は、道崎さんが住んでいたイタリアリグーリア州にある地名にちなんでいるんだとか。

料理はワインと一緒に楽しめるイタリア料理を小皿盛りでラインナップする。

ブラータチーズのあの中の部分、流れ出る生クリームとモッツァレラ「ストラッチャテッラチーズ」を苺とトレビスで。とろっとなめらかな口当たりと濃厚なクリームに、アップルビネガーと苺の甘みと酸味が妙妙たる味わいを醸す。

そして、イタリアのストリートフード「ポルケッタ」。ローズマリーやセージュなどのハーブで香り高く、しっとりとした子豚の甘い脂身にワインが進む。

〆のパスタは、ソースに負けないもちもちの2mmの太麺スパゲットーニをトスカーナの郷土食「ポマローラ」でさっぱりと。

シンプルながら、トマトや香味野菜のコクと旨みが凝縮されていて驚くほど美味。まさに締めにふさわしい美味しさなのだ。

今宵もRECCOでビオワインとそのアテ料理で心潤うひと時をぜひ。