Release:21.11.02
ランドセルの選び方―専門スタッフが教える4つのポイント
春先から活発になるラン活。毎年様々なメーカーやブランドから数多くのランドセルが登場し、その膨大な種類に何を選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで、有名ランドセルメーカーを多数扱うイトーヨーカドー甲府昭和店のランドセル専門スタッフさんに、ランドセル選びのポイントを聞いてみました!
目次
子どもの体に合うことが一番大事
ランドセル選びで一番重要なポイントは、実際に使う子どもの体型に合っているかどうか。
体に合っていないものを選ぶと、重心がずれて姿勢に影響がでることも。
子どもの体型はひとりひとり違うので、実際に背負心地を確認することが大切。
ここをチェック
- 背負ったときに体とランドセルの間にすき間ができないか
- 肩ベルトはずれにくくないか
- 重すぎないか
- 体の成長に合わせて調整できるか
生活スタイルや学習内容に合った素材・構造
ランドセルで使われている素材には、性能を重視したものや風合いを重視したものなど、それぞれ特徴が。
人工皮革(クラリーノなど) | 軽くて耐水・耐久性に優れている。お手入れがラク。安いもので3万円前後から。 |
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牛革 | 見た目や感触に高級感があり、耐久性に優れている。だいたい7万円以上。 |
コートバン(馬革) | 牛革以上に見た目や感触に高級感があり、とても丈夫。最上級品。だいたい8万円以上。 |
構造面でも各商品さまざまなアイデアを搭載。
最近ではタブレットが入るポケットが付いたランドセルも発売されているので、子どもの生活スタイルや学習内容に合った素材・構造のランドセルを選ぶのがおすすめ。
ここをチェック
- 生活スタイルに合った素材か
- 教材やファイルが入るサイズ・収納スペースがあるか
- 型崩れしにくい丈夫な構造になっているか
- 背中面の通気性に考慮されているか
親子ともに納得したカラー・デザインを
売場では、カラーやデザインについて親子で意見が食い違う姿をよく目にすることも。
保護者としては長年使っても飽きがこないデザインを選びたいところだけど、実際にランドセルを使う子どもが納得することも大切。
子どもが「このランドセルで小学校に通うんだ!」とワクワクした気持ちで入学を迎えるためにも、双方が気に入ったものを選ぼう。
ここをチェック
- 親子ともに納得したカラー・デザインか
- 6年後も使っている姿がイメージできるか
- ロックや装飾部分のデザインがランドセルの機能に影響していないか
カバーは正しい使い方を
最近人気のランドセルの表面を傷や汚れから防ぐためのランドセルカバーは、種類によって用途が違うので要注意。
傷・汚れ防止用のカバーは水にぬれるとランドセルに貼りつき、逆に傷めてしまうこともあるので、雨の日は専用のカバーに着け替えよう。
ここをチェック
- 用途目的に合った商品か
- ランドセルのサイズに合っているか
- 反射板などの安全装備の邪魔にならないか
\ 教えてくれたのはこの人 /
<ランドセル売り場担当>
古屋さん・渡邉さん
イトーヨーカドー甲府昭和店のランドセル売り場専門スタッフのおふたり。
「天使のはね」「フィットちゃん」「ふわりぃ」などの人気ランドセルから、ナイキやポール&ジョーといったハイブランドのコラボランドセルまで、毎年登場する様々な最新ランドセルを取り扱うプロフェッショナル。