Release:22.11.14
クリスマス絵本5選~ロングセラーから人気仕掛け絵本まで
今年も残すところ、あと1ヵ月とちょっと。イルミネーションがキラキラと街を彩りはじめると、一気にクリスマスムードもアップ!そこで今回は、クリスマスがもっと待ち遠しくなっちゃう絵本を編集部ママがおすすめしま~す。
目次
あのね、サンタの国ではね…
この本のストーリー
舞台は、たくさんのサンタクロースが暮らすサンタの国。
一番大きくて立派なひげをはやした「グランサンタ」を筆頭に、12月のクリスマスに向け一年かけて準備に余念のないサンタクロースたち。
4月には「となかい学校」の入学式があったり、5月にはサンタたちの体力測定があったり。
サンタクロースたちの一年の暮らしを、フワっと優しい絵とクスっと笑える温かいストーリーで綴った絵本。
はじめて娘に読み聞かせたとき、サンタさんたちの毎月の行事を知って「えっ!!そうなの!?」と私のほうが大きく反応してしまいました(笑)。
個人的に好きなのは、4月の「となかい学校」の入学式と、9月のおもちゃばたけの収穫のシーン。
はじめての学校にワクワクどきどきする子トナカイたちと、それをちょっぴり心配そうに見守る親トナカイたちの姿や、色とりどりのおもちゃの実をひとつひとつ丁寧に収穫・箱詰めするサンタさんたちの優しい笑顔に、読むたびにほっこりした気持ちになります♪
サンタさんのお仕事マニュアル
この本のストーリー
サンタクロースって不思議だな。
どこに住んでいるのかな。どうしてみんなの欲しいものがわかるのかな?どうやってプレゼントを配っているのかな。
答えは、このしかけ絵本の中に。まるで図鑑のように詳しくサンタさんの秘密が描かれていて、ワクワクが止まらないしかけ絵本。
息子が3歳の時に夢中になって読んだ絵本です。
サンタさんが世界中の子どもたちの家を巡る手書き風の地図や、空飛ぶトナカイに隠された秘密など、しかけをめくるたびに現れる驚きの事実に、大人も子どもも夢中になって楽しめます。
子どもの想像力や夢を大きく膨らませてくれて、クリスマスが100倍楽しみになる絵本です。
よるくま クリスマスのまえのよる
この本のストーリー
男の子が眠れない夜にふと現れる、真っ黒の「よるくま」くん。
わるいこにはサンタさん来ないのかなあ…と、いっぱいお母さんに叱られたぼくは心配で眠れない。そんなクリスマスイブの夜によるくまが遊びに来た。
サンタさんを知らないよるくま。
じゃあ、ぼくがよるくまのサンタになってあげようか…と、繰り広げられる冒険のファンタジー。
おねんね前の絵本として愛され続ける「よるくま」シリーズ。
お友達ママからクリスマスプレゼントでいただき、多分自分では選ばなかったであろう一冊だけに、とても新鮮な気持ちで手に取りました。
娘の反応もとってもよくて、クリスマス以外の夜も何回も読み聞かせしました。
サンタさんを知らないよるくまに、「そうだ ぼく よるくまに サンタさん してあげようか」という男の子。大人も、“思いやり”の本当の意味を考えさせられますね。
この絵本を読んだ後は、子どもの気持ちに寄り添って、いっぱい抱っこしてあげます。
くいしんぼうのサンタクロース
この本のストーリー
クリスマスに大活躍のサンタさん♪
一体サンタさんは、クリスマス以外の時期は何をしているのだろうか。
暑かった夏も終わり、季節はすっかり秋に。
スポーツの秋や芸術の秋など○○な秋がある中、食いしん坊のサンタさんは「食欲の秋」を楽しみに、山菜を採りに山へと出かけるが迷子になっちゃう!!
しっかりもののトナカイとおばあさんが、どこか抜けているサンタさんのピンチを救うお話。
サンタさんの過去エピソードが面白い!サンタさんとトナカイのルドルフがやりとりしているシーンは、見開きがさらにめくれるような仕掛け絵本になっていて、そのページにはサンタさんの回想シーンが描かれています。そのどこか抜けているサンタのエピソードに癒されます♪
季節がクリスマスではなく秋だったり、サンタさんがドジりと、従来のサンタクロースのお話とひと味違うストーリーを楽しめます。
ぐりとぐらのおきゃくさま
この本のストーリー
ある冬のこと。野ねずみのぐりとぐらが森で雪合戦をしていると大きな足跡を発見!
う さっそく足跡を追っていくと、ぐりとぐらのおうちに!
ドアを開けると真っ赤なアウターと白いマフラーがかかっている。
一体だれが来たんだろう?
ページをめくるたびに謎の来客者のヒントが現れ、あれもしかしてこれってあの人じゃ…?と、ワクワクしながらページをめくると期待通りの人物が登場!
美味しそうなケーキや楽しそうな森の動物たちに心がほっと温まるクリスマス絵本。
ロングセラーの「ぐりとぐら」シリーズは、私が小さい頃から大好きでよく読んでいました。どのシリーズにも美味しそうな料理が出てきてほっこりします♪
タイトルだけではクリスマスの絵本とわからないけど、めくるたびに来客者のヒントが現れるのが、親子でワクワクできて楽しいです。
謎の登場に、謎のプレゼント、ちょっと不思議なお話なのが、また新鮮!