甲州夢小路の中華そば徳栄軒が新たに家系ラーメンをオープン！
甲府市高畑のテナントに「横浜ラーメン徳栄家」が2023年4月26日お目見えした。

入口すぐの券売機で食券を買う。メインは豚骨醤油と、味噌、辛味噌の3種類で、並・中・大・小が選べる。
本日は豪華トッピングの「上らーめん（並）」をポチッと。

店内はカウンター12席のみだが、ゆったりと座れて広々～。

もともと家系ラーメンが大好きだったという輿石代表が目指すのは、昔、家系が始まったころの味だという。
豚骨醤油のドぎつい濃厚スープながら、旨味が際立つ“クラシック系”！
ぐつぐつと何日もかけて炊き続けて作った、ノスタルジックな正統派スープに期待感が高まる。

ほうれん草・チャーシュー・海苔の基本具材にネギ・メンマ・味玉がプラスされた豪華なトッピングが燦然と輝く。
チャーシュー2枚に、角切りになったゴロチャーシューまで！

麺のかたさ・味・脂、すべて普通でオーダー。
卓上には豆板醤やすりおろしニンニク＆ショウガ、酢、すり白ゴマなどの調味料が用意されているから、途中で味変してみるべし。

“しょっぱ旨”と称されるスープは、濃厚な豚骨醤油出汁できらきらと輝く鶏油が香り高く、トッピングの海苔がこのこってりスープをいい感じに中和してくれるのだ。

麺は、言わずと知れた製麺界の名手「三河屋製麺」の中太平打ち麺で、もっちりとした独特の食感にしっかりとスープが絡む。

そして…なんと、こちらのチャーシューは富士桜ポークのもも肉！
甘みのある味わい深い良質なお肉は、油の力強いスープに合わせてややさっぱりめに仕上げているんだとか。肉肉しい食感はそのままにしっとりジューシー。
一方、ゴロチャーシューはしっかり味の染み込んだ部分で、味わいの違いを楽しめるのも欲張りだ。

味玉も黄身が流れ出るほどではない、ベストな半熟具合でいうことなし！

甲府にまた、新たなる家系旋風が巻き起こりそうだ。