休業中だった甲府市国母で愛されていた居酒屋「さまさま」が、装い新たに2023年5月10日「さまさまかか」として待望のオープン！

こちらを新たに営むのは、鎌倉の名店「かかん鎌倉本店」で修業を積んだ高田晶俊さん。
高田さんの感性がぎゅっと凝縮した中華風おばんざいをはじめ、かかん仕込みの麻婆豆腐や水餃子などのおつまみ系からルーローハン、ニラとねぎのあえそばなどのごはんものまで、お酒も食事も幅広くラインナップする。

ひとり飲みなら円卓でさくっと、家族やグループならテーブル席でゆったりと、いろいろなシーンで活躍してくれる1軒。

発酵食材を多く取り入れ、飲みながら楽しめる中華居酒屋さんならではの、手作りおばんざいおまかせ4種盛りを早速オーダーしてみた。

本日は辛みのきいたきくらげもやしに、生たらこマヨの新じゃがあえ、長ネギ・セロリ・大根・ニンジンに生姜やニンニクを加え、和出汁でゆっくりと発酵させた水キムチ、そしてライムの皮の苦みがさっぱりと初夏らしく、インドの香料で異国情緒を感じさせるキャベツライムマリネの4種類。
味わいの豊かさに、これは杯が進みそうだ。

“かかん”といえば、なんといっても泣く子も黙る麻婆豆腐が看板！
ということで、かかんからインスパイアされ、進化を遂げた麻婆豆腐を味わってみるべし。好みで香りの異なる青・赤山椒をかけていただく。

丁寧にとった出汁を使っているため、しっかり辛いけど辛さの中に旨味とコクが強く残り、まろやかさをプラスしている。
舌触りのいいなめらかな絹ごし豆腐をチョイスするため、水っぽくならないようにした処理も欠かさない。手間暇かかった逸品は、さまさまかかの完全オリジナル麻婆豆腐として、見事な完成度を誇る。

餃子の「神皮」と称される鎌倉「邦栄堂製麺（ほうえいどうせいめん）」の皮を使った水餃子は、もっちりつるっつる～。こののど越しはクセになる！
黒酢だれ、ピリ辛ゴマダレの2種類が用意され、味変しながらペロリ。

最後の締めには、杏仁ブランマンジェを。
味わいは杏仁豆腐ながら、食感は濃厚クリーミーなブランマンジェという、なんて贅沢なデザート！ふるふる、ねっちり食感がこれまた美味しい!!

6月上旬にはオリジナル火鍋セット（１食2,000円/3～４人前）も販売予定とか。
今宵は華麗なるリスタートを切った「さまさまかか」で乾杯！