甲府の中心になにやら不思議な看板を発見！近づいてみると “文化沼”…!?
一体どんなところなのか、興味津々で早速2階へ。

ガラス張りの扉をあけると、そこはアトリエのような雰囲気を纏った小さなスペース！

このショップを運営するのは、パリスビルの3階にオフィスを構える「VEJ甲府支社」の若き面々。
“2階を借りてなにかおもしろいことをやろう！”という発想から、昔のファッションビル“パセオ”のような存在を作りたいとスタッフの清水さんが立ち上げたのがこの「文化沼」なんだとか。

オリジナルＴシャツやステッカー、スタッフが作ったハンドメイドアクセサリーなどを販売するほか、時にはこのスペースを使い、写真展やスナックなどのイベントを開催しながら様々な交流の場を作り、みんなの休憩所として“沼”ってほしいという。

その時々で置いてあるモノは変わるが、常設されているのは「マガジンと^※ZINE（ジン）」のコーナー。
文化沼でしか出会えないものも多く、本好きのわたしもすっかりそのとりこに。中でも「NEUTRAL COLORS#4～何のために雑誌をつくるのか」というマガジンは、最後に見積書が書かれており、中を開かないと見えない面白さが味わえる。
※ZINEとは「リトルプレス」ともよばれる少部数で発行する独立系出版社の出版物のこと

単なる“モノ”だけでは終わらない、その先に広がる“コト”を提供し続ける文化沼。
「若い人たちと一緒に過ごせるムーブメントの拠点と交流の場になっていきたい」と支社長の宮沢さんは言う。

どんな形にもなれる、まさに変化していくショップ「文化沼」のこれからに期待が膨らむ。
イベントや企画展などの情報もInstagramに随時アップされるので、ぜひチェックしてみよう。