Release:23.12.08
しかく皿27.5㎝ 5,000円
石引 治
石引氏が繰り広げる器の世界観は、木そのものの温かみやナチュラルな雰囲気に溢れ、木のよさをダイレクトに感じられる。栗、ウォールナット、マホガニーなど、それぞれの木の持つ特徴や経年変化、色合いなどを楽しみながら、自然と共に暮らす心地よさが実感できるのもいい。美しい木目や木肌のやさしさ、滑らかな使い心地、木の香りとともに、一枚一枚彫刻刀で仕上げている表面の彫りめが魅力的。
季節もシーンも他の食器も選ばずに
軽くて使いやすいだけでなく、どんな料理をのせてもしっくりと馴染み、絵になってしまうお皿。「木のプレートってパンやお菓子だけでしょ」と思われがちだけど、意外に和食や和食器との相性もよく、毎日の食卓にヘビロテできる。季節やシーン、料理ジャンルを選ばないので、おのずと手が伸びて日常使いすることに愛着が深まっていくはず。
お菓子トレーとして
丸皿ではなく四角いシルエットで食卓に遊び心を。お皿兼トレーとして、お菓子とコーヒー、お団子と日本茶、プチパンとヨーグルト…などをセットすれば、まるでカフェみたい。洗い物も減らせて、これは一石二鳥!
これのせても大丈夫?
使うたびに質感が育っていくのも、木の器の醍醐味。あらゆるシーンでたくさん使って、長く育てるように楽しみたい。えごま油と蜜蝋仕上げのため、カサカサしてきたら油を少量たらし、ペーパータオルでふき取って。
※えごま油やクルミ油がおすすめ。植物油でもOK。使用後は洗い、ふきんで水気を拭き取って、よく乾かしてからしまう。
自然に水分調整も
栗の木でつくられ、水に強く軽いので、普段使いにピッタリ。食事を準備する心も自然に軽やかに。木は吸湿性があって適度に湿度を吸ってくれるから、おにぎりやパンをのせた時しんなりしにくいのも素晴らしい!
1970年生まれ。木工家具作家。山梨県富士川町で制作。
木内明彦氏に師事の後、独立。映画、ドラマ、CMなどのセット美術を作る仕事に携わり、幅広く活躍。椅子やテーブルなどの家具から、器などまで、身近な木の生活道具を手掛ける。一級家具製作技能士。
Select by
暮らしの道具と喫茶 やまいち
山梨県甲府市下飯田2-3-6 坂本アパート1号
日本各地の作家が作る永く使いたくなる道具、背伸びしないおやつ、ドリンクがラインナップするショップ&カフェ。