Release:23.12.22
− 柿玉 −
販売期間:2023年12/26~2024年1月初旬予定
※数量限定のためなくなり次第終了
399円(取り置き予約可)
※現在販売終了
新年を迎える、澤田屋の新作玉菓子「柿玉」。これまでの菓子屋ならではの“新春上生菓子”に終止符を打ち、「より澤田屋らしく、日本のお正月にふさわしい、新たな年の幕開けを彩るお菓子」と銘打ち、「柿玉」が誕生。2023年12月26日、本店にて待望の販売スタートを切る。
長年続けてきたことをやめるのは、本当に勇気がいること。澤田屋の新たな取り組みには、いつも職人の熱い想いと老舗の気高い誇りを感じずにはいられない。
「くろ玉をつくる私たちだからこそ、これからできることはくろ玉を軸に様々な輪を広げることだと思っています。澤田屋だからこそできる、おいしいまる、たのしいまるをつくり、輪を広げていきたい」という。
今回新年の玉菓子を作るにあたり、様々な試行錯誤を繰り返し、行き着いたのがこの“干し柿”。日本の原風景でもあり、山梨の風物詩としても見られる、軒先につるしたオレンジ色の柿のカーテン…。南アルプス市「勝の果樹園」の旬の干し柿を餡にふんだんに使い、砂糖もほとんど使わず、シンプルに干し柿そのものを食べているような食感と味わいにこだわった。
果肉がとろけるあんぽ柿の優しい甘みに、枯露柿で食感を足して…。ねっとりとした柿餡はまるめるのも全部手作業で、これまで以上に手間暇がかかったという。
羊羹はあくまでも柿餡の引き立て役。ともに甲府の街で歩んできた「五味醤油」の米麹から作った甘酒をほのかに感じる程度にとどめ、そのかわり、別添えの甘酒のソースはドロリと粒感もそのままに、まるで甘酒そのもの!お正月らしい金粉のあしらいで、晴れやかな気持ちを後押しする。
濃厚な柿の自然な甘みやうまみを甘酒羊羹がそっと包み、華やかなソースがやさしく、だけど力強く語り掛ける。
目の奥に美しくなつかしい風景をうつし、心穏やかに旧年が幕をとじる。そして新たな年が始まる清々しさ、謙虚な心と感謝の気持ちで体が満ちていき、ひと口食べれば、その凛とした味わいに襟を正したくなる…そんな玉菓子。
長く愛され続けている老舗和菓子屋の心華やぐ新たな玉菓子に、一年の感謝と祈り、2024年への活力をのせて。
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※オンライン販売なし。本店でのみの販売。
※販売は2024年1月初旬までの予定だが、数量限定のためなくなり次第終了。