甲府市国母のホテル123隣のテナントに、また新たなラーメン屋さんが！2024年5月20日オープンした「甲斐豚骨ラーメン ぶーちゃん」。

“甲斐豚骨”って、甲斐の国と貝出汁をかけていて、貝出汁の旨味×豚骨の濃厚スープを味わえるというわけ。入ってすぐの券売機でメニューを選ぶ。「甲斐豚骨ラーメン」を基本に、黒はマー油、赤は半殺しキムチのせで辛めということで、今回は「黒」に。

店内はやや高めの椅子のカウンター7席のみで、おしぼりとお箸がセットされている。お水はセルフだけど、コップが超ビッグでちょっと驚き（笑）。

若き女性店主が織りなす貝×豚骨のハーモニーに、もうすでにワクワク～♪
麺はバリカタ・カタ・普通・柔らかから、味の濃さは濃い・普通・薄めから選べる。初回だったので、麺のかたさ、味の濃さともに普通をチョイスし、チャーシューはレアまたは炙りを選べ、こってり派の私は炙りに。

ほたてやしじみ、あさりなどの貝の旨味とまろやかな濃厚豚骨の見事な掛け算で、白濁したとろみスープは、しっかりコクがあるのに意外にもあっさりと食べられちゃう。貝の風味が口いっぱいに広がり、深みのある香ばしいマー油が食欲をそそる。

クリーミーな口当たりにコクのある、それでいてすっきりとした後味の絶品スープの中からは、白い極細のストレートのラー麦麺が、美しいいで立ちでお目見え。歯切れよくスープによく絡み、どこか上品さを漂わせる。

とろっとろの分厚い炙りチャーシューが最強の脂を纏い、口の中でとろけていく。
これは美味しい～!!
横目で隣を見たら、丼からはみださんばかりのレアチャーシューがのった「レアチャーシュー丼」を食べてる～！なるほど。そういう選択もありだ。

でも今回私は、店長の珠莉（じゅり）ちゃん特製という触れ込みの「炊き込みご飯」をいただくことに。
季節によって内容が変わるそうだが、本日はまいたけやたけのこ、油揚げに細かく切ったチャーシュー入り♪シンプルで優しい薄めの味付けで、たけのこの食感と旨味が引き立つ。また絶対来る！と心に誓い、店をあとにした。