国府市徳行のテナントの一角にあった「炭火フレンチビストロInfini」が「牛骨白湯ラーメン Infini（アンフィニ）」として2024年6月24日生まれ変わった。

おしゃれなビストロの雰囲気はそのままに、店内にはカウンター席とテーブル席を配す。フレンチのシェフが考案したラーメンは県内でも珍しい牛骨ラーメンの専門店！メニューは至ってシンプルで、ラーメンは牛骨白湯ラーメンとチャーシュー増量のチャーシューメンの2種類のみ。

卓上にあるオーダー表で1人1枚記入して注文する。塩だれの「白」か、醤油・貝だしの「黒」かを選び、さらにチャーシューをローストビーフか豚バラチャーシューかを選ぶ。麺のかたさ、濃さはスタッフに口頭で伝えよう。

本日は醤油・貝だし、ローストビーフにしたので、豚バラチャーシュー丼をプラス。トッピングは味玉。デフォで味変の生姜の千切りとすりおろしニンニクが付くのも嬉しい。

これまでの経験と技法を駆使したフレンチシェフが織りなすスープは、特殊な製法でとった濃厚な牛骨の力強さがガツンとくる。鶏のスープを合わせ、奥深い旨味と醤油や和牛の脂の甘みや香りもプラス。ブラックペッパーをアクセントにほのかな貝出汁ととろみが優しくまろやかで、豊かな味わいだ。

麺は特注のラーメン専用小麦を使った中太ちぢれ麺。小麦の風味が立ち、かためを選んだのでしっかりした食感が繊細なスープとの相性も抜群！

薄めにスライスされたローストビーフはしっとりやわらかで食べやすく、それでいてしっかり肉肉しさもあるから、満足感も十分だ。卓上のトリュフオイルを加えて、芳醇な香りでフレンチな味変をしたり、生姜でさっぱりと爽やかな辛みを移したり、様々に楽しめる。

豚バラチャーシューとすごく迷ったので、こちらは丼もので堪能！これはう、う、うまいっ!!口に入れた途端、とろっととろけていく、脂とお肉のバランスも最強～。ニンニクオイルを垂らすと、旨味倍増でもうやみつき間違いナシだ。

深みのある塩かえしの「白」もぜひお試しあれ。