【nôtori(ノウトリ)/ 忍野村】兄弟で紡ぐ富士北麓キュイジーヌ2024年8月23日オープン
Release:2024.08.22
【nôtori(ノウトリ)/ 忍野村】兄弟で紡ぐ富士北麓キュイジーヌ2024年8月23日オープン
山梨県南都留郡忍野村。鬱蒼とした木立の中、舗装されていない道を行く。え?ここ曲がるの?と一瞬ためらうが、ナビを頼りにドキドキしながら進んでいくと見えてくる黒い建物。そう、ここが2024年8月23日オープンする注目のお店「nôtori(ノウトリ)」だ。
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瀟洒なレジデンス風のエントランスの先にダイニングがあり、右手には1室だけの宿泊も備える完全予約制のレストラン・オーベルジュ。
美しく豊かな自然に抱かれた店内はカウンター9席のみのオープンキッチンで、こぢんまりとしていながらも、のんびりとくつろげる開放感に満ちている。
ランチ・ディナーとも食事は一斉スタートだが30分前にゲートオープンするので、テラスで食前酒やフィンガーフードをつまみながら、ゆるりとプロローグを。
ここで味わえるのはフレンチをベースにした「富士北麓キュイジーヌ」。この土地で育った堀内兄弟がすぐそこにある宝に目を向け、山にある野草や木の実、きのこ、ジビエなど富士北麓を中心とした山梨の食材をふんだんに使った2種類のコース料理がラインナップする。
料理を彩る食器たちも、目の前の山の木々から作ったものや県内作家の作品などが揃うほか、織物の町・富士吉田の文化にも触れてほしいとファブリックにもこだわる。
この地域の風土や文化、伝統に加え、兄弟おふたりの育った“記憶”のエッセンスも織り交ぜながら創りあげる季節のコース料理。
炭火で生のまま焼いた鰻には、中央葡萄酒の「周五郎のヴァン」や鰻の出汁、発酵ブルーベリーなどでつくった特製ソースを塗り、堀内流蒲焼きに仕上げる。
山椒のかわりに天然ハーブで香りづけ。トマトウォーターを浸透させたなすをあしらって…。
すべてのコースにアルコールまたはノンアルコールのペアリングが付くが、アルコールは飲みたいけどそんなに量は飲めない…という人のために、アルコールとノンアルと両方をミックスしたペアリングも!
こちらは料理人コンペティションで“未来のためのひと皿”というテーマで考案した逸品。黒い揚げたシュー生地は地球をイメージし、割れたその中からは新芽や野草が力強く顔を覗かせ、鹿と猪のローストが!
みずみずしい爽やかな香り溢れるクロモジの実を生のまま使えるのは、この数日だけとか。まさに「この土地を食べる」感覚。ジビエに負けない天然ハーブの力強さや野性味が「美味しい」を超えて、深く心の奥底に訴えかけてくる。
ひと口食べると、それぞれの脳裏に情景が広がり、それが記憶に残る料理へと昇華する…そんな体験ができる場所。
店名の“農鳥”とは、富士山の山梨県側で春先から初夏にかけ、雪解けが進んで山肌に残った雪が鳥の姿に見えることから名付けられた雪形のこととか。田植えや種まきの時期に現れるので、農鳥と言われているそう。
「私達兄弟の記憶は、いつも富士山とともにあります。子どものころ、私達兄弟にとって当たり前だったこの景色は、世界でここでしか見られない景色なんだと大人になってから気づきました。家族の記憶、富士の記憶…それらを紡いでこの景色のようにここにしかない体験をぜひ」(兄ソムリエのmojoさんと弟シェフの浩平さん)。
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Nôtori
住所 | 山梨県南都留郡忍野村忍草3192−8 |
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営業時間 | 完全予約制 <ランチ> 11:30ゲートオープン 12:00~12:15一斉スタート ※土日祝のみ <ディナー> 17:30ゲートオープン 18:00~18:15一斉スタート 予約はこちら |
定休日 | 火・水曜日 |
SNS | |
URL | https://notori-fuji.com/ |
駐車場 | あり(4台) |
主な メニュー |
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オープン日 | 2024.08.23 |
備考 | 宿泊は一室料金50,000円(1〜3名税込)。金土日のみ予約可能で1日1組まで。 朝食はオプションで1名様4,000円。 |
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なお、本記事は取材と校正のもとで作成されました。記事の内容は2024年08月22日時点の情報に基づいていますが、最新の情報と異なる可能性があります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。