甲府市和戸町に新たな油そば専門店「油そば 菊地家」が2024年7月17日オープン！油そば好きの編集部、これは行かねばと早速お店へ。

“菊地家”は“きくちんち”と読み、特に家系というわけではないらしいが、メニューには「家系油そば」なるものも！

入ってすぐ券売機があり、メニューは「王道スープ油そば」「家系油そば」「特製担々油そば」の3種類。並盛、大盛、W盛、特盛が選べ、学割もあり、食べ盛りの学生にとって何ともありがたいお店だ。

カウンター5席と4人掛けテーブルがひとつ、お座敷に2席を設け、この日も高校生らしき学生たちで賑わっていた。

ここはやっぱり、「王道スープ油そば」から攻めてみることに。ニンニク、野菜の量を選べるとのことで、両方「普通」を選択し、煮卵をトッピング。
油のかわりに、鹿児島県産の豚骨を限界まで煮出し凝縮した豚骨スープと真っ黒なマー油（焦がしニンニク油）におろしニンニクもたっぷりのって、ガッツリ系な印象だが…。

豚骨スープやニンニクを丼の底に落とし、数種類の醤油と牡蠣などの魚介出汁をブレンドした特製かえしとよく混ぜ合わせていただく。コシが強く、歯ごたえのあるもちっとした中太麺にスープがよく絡み、パンチのきいたWニンニクが美味しさのポイントに。しかしながら、魚介出汁が醤油味をマイルドに仕上げるから、あっさりと食べられる。

トッピングの煮卵は黄身が流れ出るほどではない、程よい絶妙な加減がお見事だ。

薄くスライスしたレアチャーシューもしっとりジューシー。

こんなおいしいチャーシューだもの、もっと分厚いのが食べたいなという人は、ぜひレアチャーシュー丼を。レア食感に肉々しい味わい…。生卵をつぶせば豪華チャーシューTKGの出来上がり♪濃厚な豚と鶏が融合した、あるようでなかった「家系油そば」とあわせていかが。