富士吉田市に2024年9月1日オープンした「おむすび屋 坤（こん）」は、くすみブルーのドアがまるでパティスリーのようなおしゃれな佇まいのおむすび専門店。

活気溢れるオープンキッチンでは、せっせとおむすびを握る姿が。ショーケースには約10種類の無添加おむすびがズラリと並ぶ。テイクアウトをメインに、カウンター席も4席備え、イートインもOK。

この店のオーナーはナント、18歳の若き起業家、月葉さん！この日も袴姿の月葉さんが朝から大奮闘中～。

おむすびは何といってもご飯が要ということで、その時々で一番おいしいお米をその都度仕入れ、鉄羽釜で丁寧に炊き上げている。

炊きあがったごはんを１つ１つ愛情たっぷりに手作業で握っていく。単におむすびの提供ではなく、米を食べるということの意味や、日本の文化をささやかながらこういうことで継承していく手助けになればという。

具材は2種類以上を組み合わせ、どこから食べても美味しいおむすびにこだわる。また「いろんな種類を食べたいけど、お腹いっぱいになっちゃう」というニーズにも応え、通常のMサイズより少し小さめに握ってくれるSサイズ（50円引き）も。

また、外国人観光客が多いこともあり、ベジタリアンやビーガンを意識し、肉は使わず大豆ミートを使用。まるでお肉のような食感で、お肉より美味しいとリピーターも多いとか。
イチオシは、揚げゴボウと照り焼きニンジンがゴロゴロ入ったおむすび。大地からの恵みを感じられる野菜本来の甘みや旨味に溢れる。たくあんの食感がたまらない、たらこと韓国のりのおむすびもぜひ。

月葉さんの夢を支え、エネルギッシュに邁進する素敵な母娘。店名の「坤（こん）」とは、「坤為地（こんいち）」に由来するという。
「地域に根差し、様々なニーズに応えて、おむすびを通してみんなに光を与えていけたら嬉しいです！」。