2024年10月23日、富士吉田市のFUJIクロスゲート2階にオープンした、富士山スローフードレストラン「麓 -ROKU-」へ。

大きな窓が開放的な広々とした店内は、入口からはなかなか想像できない。奥には10人ほどの個室もあり、キッズチェアも完備しているので、子連れでも安心だ。

原則モバイルオーダーシステムで、メニューは厳選した安心・安全な山梨県産をふんだんに使ったオリジナル揃い！広尾の人気店「ブラッチェリーアロトンド」を手掛けた丸原シェフが監修を務めているというから、その味は保証済みだ。
山梨のソウルフード、ほうとうをパスタに見立てた「パスタほうとう」など、伝統と革新を融合させた新しいスタイルを楽しめる。

本日は、一番人気の味噌ボロネーゼを。味噌がきいて、これは“イタリアン”ではなく、まさに“和食”の領域！ゴロゴロと少し塊を残した肉感のあるボロネーゼが太麺によく絡む。老若男女を問わず、安定の人気を誇るのも納得だ。

パスタほうとうのバリエ違いがこちら、酒粕かぼちゃクリームソース。ひと口食べたら、いい意味で予想を裏切るその味にビックリ～。
ほうとうといえばカボチャなんだけど、その組み合わせとは全くの別モノで、逆にこちらは「和」ではなく「洋」！酒粕でとろりと優しい味わいのクリームソースがカボチャの甘みでより深みが増す。

せっかくなので、「焼き溶岩石の爆弾しゃぶしゃぶ」とやらも体感！そう、これは食のパフォーマンス付きで、「体感」できるメニューなのだ。250度のオーブンで焼いた富士山の溶岩石入りのアツアツ鉄鍋に出汁を投入！ジュワ～ッと湯気が立ち上り、文字通り「爆弾しゃぶしゃぶ」タイムのはじまりはじまり～。

美しく艶やかな信玄鶏むね肉をしゃぶしゃぶして、レアでいただきまーす。
通常鶏といえばしっかり火を通すべきものだけど、こんなにレアで楽しめるのは鮮度抜群の信玄鶏だからこそのなせる業だ。

しっとりジューシーなきめ細かい肉質が、口の中でふわりと躍る。なんて美味しいのぉ!!!むね肉だからさっぱりとしていて、いくらでも食べられそう。

スイーツはその日によってラインナップが変わるが、取材日にはドライフルーツのパウンドケーキが！生クリームではなく酒粕ジェラートをトッピングし、ドリンクセットのコーヒーと食後のご褒美スイーツタイムを満喫してみた。

シャインマスカットやベリーなどのドライフルーツを贅沢に散りばめたパウンドケーキはしっとりかためで私好み♪酒粕ジェラートがラムレーズンのような濃厚感溢れる大人のお味に。これは虜になるぅ♡
夜営業も含め、これからメニューも続々増えていく予定とのことなので、お楽しみに！