富士吉田市の自然の中に溶け込むプライベートヴィラ「BLANC FUJI（ブランクフジ）」。その中にあるこれまで宿泊者専用だった薪火料理レストラン「Incense（インセンス）」が2024年11月1日からディナー限定で一般客も利用できるように！

“余白”を感じさせる、完全予約制のスペシャルなプライベート空間を満喫できるレストラン棟は2棟。どちらも大きな窓から中庭を望み、まるで自然の中に佇んでいるような開放感を味わえる。

窓の外の焚き火を眺めながら味わう料理は、薪火を使った「薫香」を楽しめるジャンルを超えた創作コース料理。アミューズ、前菜、オードブル、パスタ、メイン、デザートと、見目麗しいひと皿づくしとあって、期待感に胸が膨らむ。

ワインとのペアリングもさらに料理を盛り上げる。地酒を使った燻製クリームのスープは、果皮や種と共に瓶内発酵させたオレンジ色の辛口スパークリングと合わせて。
細やかな泡に、スープのほんのり香る糀がアクセントになり、クリーミーで相性抜群だ。パリパリ香ばしいパートフィロの中には、ホクっと旨味が詰まった岩魚が！

本日の前菜は4種類のキノコの風味と食感が名脇役となった、豚リエットのタルト。薪火セミドライのトマトがソースのように甘酸っぱく寄り添う。オードブルにはお花畑のような美しい盛り付けを演出。
昆布締めにした富士の介サーモンの下にはもち麦を忍ばせ、色鮮やかなビーツのソースを纏う。薪焼き野菜をサラダ仕立てに、昆布締めの上品な出汁感と白ワインビネガーの酸味、野菜の薫香と甘み、富士の介のまろやかな旨味とコク、すべてが一体となる職人技にうなる。
薪火ローストポークに、茄子のリゾーニパスタをあしらい、これぞ和の職人が提供する創作料理！細部にまで手を抜かないこだわりに溢れている。

メインはジビエを。山梨県産のえぞ鹿をローストと煮込みで。やわらかいが、しっかり肉感が残るロースト、ほぐれた繊維から鹿肉の力強さを感じる煮込み、どちらも甲乙つけがたい美味しさ！鹿肉からとった出汁をたっぷり入れたブラウンソースもこれまた絶品だ。

巨峰とマロン、ピスタチオのパフェがコースを締めくくる。ジンジャースパイスのクッキーが爽やかな香りと程よい辛味を運び、大人のお楽しみに♪

せっかくなので、お外でセルフスモアセットを追加。
甘くて少し香ばしいスモアを片手に、揺らぐ炎をぼんやりと眺めながら、スペシャルな“余白”の中に身をうずめてみては。