河口湖に2024年11月7日オープンした「Restaurant Kmansa（カマンサ）」は、目の前に富士山を望む眺望抜群レストラン。メイン通りから1本入るため、隠れ家的な立地も魅力。富士山をイメージし、白と青を基調にした外観が何とも印象的だ。

店内もホワイト＆ブルーで統一し、美しい富士山が眺められる窓際が特等席！
「フレンチの格式ばったイメージを払拭し、もっと気軽に日常的に楽しめるように」と、ランチはアラカルトをメインに、ディナーはお酒を自由に楽しみながらリーズナブルなプリフィクスディナーが楽しめる。
※プリフィクスディナーは12月中旬～。それまでは夜もアラカルトメニュー

イチオシは豚肉100％ポークハンバーグ！
「え？ハンバーグってフレンチなの？」なんていう声が聞こえてきそうだが、誰もが馴染みのある洋食メニューを手間暇かけたこだわりの特製ソースで、本格フレンチの逸品に昇華させる。これぞ、カジュアルフレンチの極意!!

季節のスープとサラダ、パンまたはライス付きで2,200円。富士桜ポーク特有の甘みと旨味をとじ込めて仕上げたハンバーグは、ハンバーグの概念を覆す味わい！ふわっふわジュワ～ッごくん…もはや“ハンバーグは飲み物” !?

甘みが強い富士桜ポークを100％表現できるようにとスパイスを巧みに操り、イチから手作りしたデミグラスソースはレバーとタンなど豚のエキスから出汁をとって、唯一無二のハーモニーにまとめ上げる。
このソースにレーズンの甘みとほのかな酸味が合うと、付け合わせのパンにはBakery＆Cafe ESOLAのレーズンパンをセット。

また、大ぶりのホタテやえび、サーモンがゴロッと入ったシーフードドリアも。生食用のシーフードを生のままオーブンで焼き上げているから、魚介の旨味がダイレクトに生きている。スパイスと白ワインのオリジナル自家製ベシャメルソースで、フレンチの底力を魅せる。

大石将功シェフは「旅の駅」の立ち上げにも関わり、あの大人気スイーツ「旅するプリン」や「おひさまゼリー」「ミルクジャム」の開発を担当したという実力派だけに、こちらのスイーツもまた秀逸。
バニラビーンズのかわりにシナモン香るパリッ！とろっの濃厚クレームブリュレはほのかな甘い香りに包まれ、これはおやつの定番にしたい～♡

美味しいものを食べると、それだけで本当に幸せな気持ちになるもの。日常のプチ贅沢に、「フレンチ」という選択があることをを教えてくれた大石シェフに感謝！