南アルプス市の「jazz喫茶dada」が、2025年1月23日「サロン ド ジーズピース カリー」として生まれ変わった。“jeez peace（ジーズピース）”とはスラングで「すごい！」「なにこれ！」と驚きを意味する言葉。

アンティークな扉の向こうには、ダークトーンの重厚感のある木の温もりがクラシックでありながら、洗練された空間が広がる。深みのあるブルーの壁紙に重厚感のあるテーブルや椅子が、上品で落ち着いたブリティッシュカフェのような雰囲気だ。

「jazz喫茶dada」のカレーの味を息子さんが引き継ぎ、新たな「サロン ド ジーズピース カリー」の看板メニューに。宮崎牛A5のスネ肉を使用し、切り方や炒め方にもこだわり、スパイスを加え長時間やわらかく煮込んだオリジナル欧風カレーだ。

ひと口食べれば、そのお味はまさに“ジーズピース”！なんてこった、こんなカレー食べたことない!!
まずまろやかでフルーティな甘みに舌が喜んだと思いきや、奥深く本格派の辛みで刺激する。だけど後味は何ともミルキーで、ほんのりバナナのような甘みが包んでくれる。辛いけど旨い!!そして、コラーゲンたっぷりの肉はトロっとどこまでもやわらかく、旨味も最高。

サラダのほか、ひと口甘味と口直しコーヒー付きというところに、店主の優しい心遣いを感じる。かなり辛いので、ひと口の甘味とコーヒーが素晴らしいシメになり、まるでプチコース料理を食べたような満足感に満たされるのだ。

コーヒーも丁寧に1杯ずつハンドドリップで淹れてくれ、喫茶店の醍醐味を余すことなく味わえるのもいい。

ちなみに、厚切りのカリっふわトーストはナント200円!!はちみつとろ～り、バターがジュワ～。
こんな喫茶店、“ジーズピース”!!