中央市関原にある“農家が営むゲストハウス”「紡」に併設するカフェ「色菜 shikisai」が、2025年3月27日にオープン。
こちらは甲府市の「NAVY espresso」、市川三郷町の「二藍」の姉妹店！2025年3月20日よりプレオープンとのことで、さっそく行ってきた。

築200年の古民家をリノベーションした温かい空間は1階がカフェスペース、2階とカフェスペース奥が宿泊できるゲストハウスに。
ゲストハウスを営むのは“人と地域を繋げる”をコンセプトに、旧豊富の大自然の中で多品種野菜を栽培する観光農園「ベーストヨトミ」の渡辺さんご夫婦。「カフェを通じて地元の人にも気軽に利用してもらったり、ゲストハウスで農のある暮らしを体験したり…。旧豊富を、山梨をもっと面白く！」と渡辺さん。

その思いに共感し、併設カフェでは“旬の野菜×食の体験×人とのつながり”をコンセプトに、「ベーストヨトミ」の旬の野菜を中心とする県産野菜を使ったフードやスイーツ、コーヒーを提供。
店名はゲストハウスとの思いをかけあわせ、“たくさんの人が集まり、多彩な個性が交わる場所に”という意味を込めて「色菜shikisai」と名付けた。さらに、色彩の“彩”は野菜にちなんで“菜”に変更。

カフェのフードメニューは自慢のスパイスカレー！上にあしらうグリル野菜や副菜は季節によって変わり、その時々の野菜がたっぷりと堪能できちゃう。コーヒーセットかコーヒー+スイーツセットから選べ、本日は贅沢に、コーヒー+スイーツセットをチョイス。

カレーはグリル野菜の美味しさが際立つように、スパイスを約3～4種類とシンプルに仕上げる。取材日のグリル野菜や副菜には「ベーストヨトミ」の「カラフル人参」が登場！グリルすることによって甘さを増し、より美味しさを実感できるのが嬉しい。色鮮やかな副菜たちも良き箸休めに。

スイーツにはキャロットケーキがお目見え。こちらにも「カラフル人参」をたっぷりと。人参の甘みを活かし、きめ細やかで繊細な味わいが絶品だ。

豆の甘みが引き立つドリップコーヒーは、酸味と甘みのバランスが絶妙で後味スッキリ！スイーツとの相性抜群で、食後にぴったり。

作り手や受け取り手の思いを紡ぐ、それぞれの人が集う、その土地の味覚を楽しむ「色菜 shikisai」。地元の食材と人が紡ぐ、心温まるひとときを過ごしてみては。