Release:2019.10.08
Update:2023.03.10
身延町ヤマワラウ手打沢
囲炉裏で串焼き、座敷で旬彩を
日本の原風景が未だ色濃く残る、身延町手打沢。「ヤマワラウ」はそんな美しい里山の中に佇む。
築130年の養蚕農家だった古民家を約2年かけてセルフリノベーション。
山からの贈り物に舌鼓を打ち、忙しない現代の中で貴重な静謐時間を満喫できる。
自分たちの手で少しずつ少しずつ改装し、古きよきものを大切に守った空間は、何ともノスタルジックな雰囲気が漂う。
蚕室だった2階は独特の建築様式で当時の面影を残す。
奥のスペースをちょっと贅沢な個室として活用。
居住スペースだった1階を店内のメインスペースに。
囲炉裏でジビエやヤマメ、原木椎茸などを焼いて、ほっこりと風情あるくつろぎの時間を満喫。
スピード社会で失われがちな心の豊かさやゆとり、丁寧な暮らし方を感じられるだろう。
お座敷はちょっと足が痛くて…そんな人でもゆっくりとくつろげるようにと、テーブル席を用意。
あらゆるニーズに応え、老若男女問わずどんな人が訪れても楽しめる配慮に溢れている。
どこか懐かしくて、あったかい雰囲気に包まれ、スローな時間が流れていく。
取材日は鹿もも肉と鹿の生ソーセージ、ヤマメ、原木椎茸など4種類の串焼きと季節のお惣菜5品。
シェフ自ら山菜を採り、狩猟し、繊細で豊かな感性で心和むなご膳をクリエイトする。
命を捧げたものへの感謝を大切に、手間暇を惜しまず、化学調味料に頼らない手料理は五感に染み入る美味しさだ。
子どもが小さい時外食で不便な思いをした自らの経験から、小さなお子様連れでも気軽に来られるよう、広いキッズスペースをつくった。黒板にお絵描きしたり、おままごとで遊んだり…これならママもゆっくりと食事を堪能できそうだ。
「四季折々の山の恵みと旬を大切に、丁寧に…」そんなコンセプトがにじみ出るお料理の数々。
手つかずの自然が残る素晴らしいロケーションの中で味わう贅沢を嚙みしめる。
旨味が凝縮されたやわらかなジビエが「いただきます」の意味を教えてくれるはず。
それぞれにその店ならではのストーリーがあるので、旅するように巡ってみては。
甲府市 | ristorante koen | ||
笛吹市 | 茶房 すぎはら | ||
甲州市 | 大黒屋・サンガム | ||
山梨市 | 丸山パン | ||
北杜市 | engawa cafe | ||
ふらここ食堂 | |||
キッチンオハナ | |||
早川町 | 古民家カフェ 鍵屋 | ||
富士吉田市 | 魁本店 |