ムースヒルズバーガー
~最高のグルメバーガー~
〇月×日
口いっぱいに広がるジューシーな肉汁。
肉の旨味がギュッと凝縮したミートパティを包み込むバンズ。
こだわりの具材によって、全く違ったハーモニーを奏でる、シンプルだけど、奥が深~いハンバーガー。
世界中で愛されているハンバーガーを偏愛する私もその一人。
人の目を気にせず、口のまわりが汚れるのもお構いなしに
大口をあけて、ガブリと一心不乱にかぶりつく!
ん~、もう想像しただけで美味しい幸せに浸れる。
ファストフードじゃなくて、本物のグルメバーガーを求めて、河口湖まで車を走らせる。
目的地は、国道139号線沿い「ムースヒルズバーガー」。
静かな森のなかに佇むハンバーガーの名店。
アメリカンなログハウス調の店内はハイシーズンなら多くの人で賑わうが、冬だからこそのんびりと落ち着ける。
暖炉の炎に癒されるひと時。
メニューがありすぎて、どれも美味しそうで、オーダーまでついつい時間がかかってしまう。
でも、今日はモッツァレラマッシュルームバーガー気分♪
天然酵母のふっくらつやつやバンズから、はみ出るパティとマッシュルームソースがたまらない!
ふんわりと厚みのあるバンズはサクッとした食感で、牛肉100%の粗挽き手ごねパティを風味豊かにとじこめる。
スタッフがまかないで毎日食べても胸やけせず食べ飽きないという、素材を極めた美味しさが光る。
さっぱりとしたとろけるモッツァレラとマッシュルームのコクのあるソースとのバランス!これはもうプライスレスな価値ある逸品だ。
そして、カトラリーコレクターの私の心を捉えたトラモンティーナのナイフ。
さすが、肉文化のブラジルならではの優秀ナイフは切れ味が違う。
おもしろいほどにスパスパ切れる。
このナイフだからこそ、具材が押しつぶされたり、押し出されたりすることなく、かぶりつきのような一体感をそのままに味わえるのだ。
ふわふわのメレンゲのような泡がそっと語りかけるカフェラテをひと口…。
寒さを忘れ、心身ともにほっこり温まる。
最高のグルメバーガー!
また来る日も、わたしをやさしく包み込んでね。
-富士河口湖町
料理と器とワインをこよなく愛するママ編集者。
性格がおおざっぱなため、お菓子作りは失敗しがち。
最近は酵母菌を我が子のように可愛がっているらしい。