大月市の笹一酒造にオープン!
SASAICHI KRAND CAFE
真藤舞衣子さんの酒粕メニュー
大月市にある山梨を代表する老舗酒蔵「笹一酒造」。併設するショップ「酒遊館」の中にあるイートインコーナーを一新し、2月28日(金)に「SASAICHI KRAND CAFE」としてリニューアルオープンした。
天井が高く、開放感あふれる店内の内装を手掛けたのは、甲府で四代続く大工の会社、丸正渡邊工務店。シックな黒壁に、素材むき出しの床が酒造りを思わせる。
今回設計を担当した稲山氏は「酒の原料である米を連想しながら食事を楽しめる空間づくり」を目指したという。天井には、通常では使わない素材だが稲の藁で組んだむしろをあしらうなど、ここならではのアレンジが光る。
メニューはマイマイの愛称で親しまれる、料理家真藤舞衣子さんが酒蔵らしい逸品を開発!美肌にもいい発酵食品「酒粕」や酒造りに使う「仕込み水」を活用した。忍野の八海豆腐がドーンと入った粕汁や大月名産のウコンを使った炊き込みごはんなど、取材日には様々な自慢のメニューを試食♪
蔵元特製うどんは、北杜市の山の水農場の自家栽培きのこの佃煮をのせた「きのこうどん」(800円)が絶品。肉厚でしこしこのきのこをゴロゴロ大きめに炊いて、ちょうどよい味つけ!
笹一酒蔵の酒粕を利用したおしるこは、香ばしい玄米餅とあられの食感が楽しい。上品な甘さと風味で、心もほっこり癒されそう。
注目すべきは、マスに山盛りに盛られた天然水のかき氷「酒粕かき氷」(1,000円)。こちらも笹一の酒粕を使った濃厚クリーミーな酒粕クリームがったぷりかかり、シャリシャリ氷と絶妙のハーモニーを奏でる。
そのほか、南部の和紅茶といただく、酒粕の吟醸カステラのケーキセット(1,000円)も。
山廃造りを徹底的に追求した、全国から注目の酒、旦(DAN)の笹一酒造が新たに手掛ける新ブランド、全量山梨県産米で仕込む「笹一」がフルリニューアルしたので、こちらも要チェック。
「山梨の入口の蔵として、地元の資源を有効に活用し、山梨の素材を発信できる基地になりたい」と、天野怜代表取締役社長は語る。
カフェにいながらも、お酒の魅力を堪能できる「SASAICHI KRAND CAFE」へ。
※料金はすべて税込
SASAICHI KRAND CAFE
住所 | 大月市笹子町吉久保26 |
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営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | なし |
TEL | |
URL | 笹一酒造HP |