Release:22.06.24
OEUF Feria(ウフフェリア)
~ワクワクのたまご~
〇月×日
「大人になって、ワクワクすることって減ったよねぇ」
そんな友人との何気ない会話から、“え?私、意外にいつもワクワクしてる!?”って気づいた。
どんどん日差しが夏めき、まわりの緑が色濃くなって…そんなささやかなサインがまわりできらめき出すと、エネルギッシュな季節の到来にぐんぐん力が湧いてくる。
美容院できれいに染めた髪をなびかせ颯爽と歩けば、何だか楽しいことが起こりそうな予感に胸が高鳴る。
そして。
そう、私の街にはワクワクのたまごがある。
甲府下石田の「OEUF Feria(ウフフェリア)」。
目的があるときもないときも、とりあえず時間があればここに寄る。
ウフでのショッピングは、もはや私のルーティン。
思いがけないワクワクと出会える場所。
店内には、美的センスや品のよさ、そして着眼点のおもしろさが光る雑貨や家具、インテリアなどがズラリと並ぶ。
足にフィットし、どんなに歩いても全然疲れない、リゲッタカヌーのサンダル。
重さや長さがしっくりと馴染み、シンプルな「用の美」を追求した柳宗理のカトラリー。
取材に欠かせない、心地よく快適に仕事がはかどるロルバーンのノート。
日本ならではの奥ゆかしい美しさと新しさを表現したアマブロの豆皿「MAME」。
どれもこれも、私が長年愛用し、毎日を共にしている愛すべき雑貨たち。
こんなウフでの何気ない一期一会の出会いで、目の前の風景がガラッと変わり、色褪せた日常が急に色彩を取り戻し、鮮やかに輝き出すのだ。
ウフセレクトの魅力は雑貨にとどまらず。
とっても華やかでセンスが光るスイーツやフードは、心がときめく+αの技ありモノ。
素敵なデザインのパッケージやフォトジェニックなビジュアルに、食べてみたい!とつい手に取ってしまう。
自分用にはもちろんだけど、ギフトを選ぶのもやっぱりウフ。
ウフのラッピングは最高にテンションをあげてくれる。
華やかなラッピングは“心を包む”日本の美しい文化。
今は何でも簡単にネットで手に入る時代だけど、手に取った瞬間から喜びが始まる、その素敵な笑顔が見たいから。
私の大好きなOEUF Feria(ウフフェリア)は今年で26年目。
「常連さんが長年通ってくれているから、商品選びしているとお客様の顔が見えたりするんですよ」と店長の秋山さん。
あ、だからいつ行っても大好きなものに出会えるんだ!
ウフとはフランス語でたまご。店名には「私たちは卵を売るので、皆様で温めてください」という意味が込められているという。
これからも私のワクワクのたまご、いっぱい温めなきゃ。
-甲府市
器ありきの料理を考えるのが趣味のママ編集者。ホームパーティにはテーブルコーディネートやお部屋のデコレーションまで張り切るが、最近は成長した子どもたちの反応が薄いと嘆いている。