餃子界を騒がせている話題沸騰の高知名物といえば、カリサクの屋台餃子！
山梨にもついに～♪と心躍らせ、餃子好き編集部が向かった先は甲府駅前の「屋台餃子 助兵衛」。

立地柄、出張や仕事帰りにぶらりと立ち寄る人が多いんだとか。隣の「ユンポチャ」とは中で繋がっているというちょっと珍しいスタイルだ。

中へ入ると店内は奥に細長く、カウンター席と3人掛けのテーブル席が3つと、こぢんまりした大衆的な雰囲気が漂う。

ここのお目当ては何といっても、「屋台餃子」（1皿6個）！

こちらは、小ぶりで半揚げのサクパリ感がやみつき者続出の大人気メニュー。注文をうけてから、オリジナルの薄皮に手際よくタネを包んでいく。

作り置きはせず、タネも毎日手作りし、なくなったら完売御礼～。
多めのキャベツとニラに豚ひき肉というシンプルな具材ながら、チー油やごま油、ニンニク、生姜など様々な調味料を組み合わせ、複雑な旨味を引き出しているという。

水は一切使わずに特製の野菜スープに浸して、その後多めの油でカラリと半揚げ。
表面はサクサクパリパリ、中からは肉汁ジュワ～の、この焼き加減こそが美味しさの秘密なのだ。さすが職人技！

ひと口サイズで重くないから、スナック感覚でパクパク食べられちゃう～。
最初は何もつけずに、しっかりついた下味の妙を楽しんで。ピリッとラー油が効いた特製ガーリックソースや柚子胡椒などで味変するのも◎。

寒～い今の時期には水餃子もおすすめ。屋台餃子の味のカギにもなっている野菜スープとともに、つるつるとワンタンみたいにのど越しもよく、ペロリ。

餃子をひとしきり堪能したら、お次はくじらのお刺身を。
専門店でしかお目にかかれない希少なくじら肉をこんなに手軽に楽しめるなんて嬉しい!!

今回は、ニンニクすりおろしをのせて、さっぱりとゴマ油と塩でいただくことに。まったく臭みがなく、マグロや牛刺しに近い味わい。
淡白な中にもまろやかなコクが広がり、ほかでは味わえない旨味に溢れる。ニンニクをのせて、ゴマ油の風味と程よい塩味にお酒が進みそう。

メニュー数は少なめだが1品が400円前後と安く、会社帰りのちょい飲みにうってつけ。
もっとしっかり食べたい！という人は、頼めば韓国ラーメンやチヂミ、韓国おでんなどお隣の「ユンポチャ」のメニューを楽しむこともできる。

2軒目はユンポチャで、たまにははしご酒してみようか。