山梨子育て支援施設「ハッピーキッズen」～昭和町

イオンモール昭和からほど近く、田んぼが広がる静かな住宅地に2021年5月に開所。子育て支援団体「ハッピーキッズ」の代表を務める森澤昌子さんが立ち上げた、ママと子どもが気軽に利用できるコミュニティスペースだ。
“ママと子どもが笑顔になれる居場所”をコンセプトに、なんと一軒家を改装し丸ごと開放!!まるで自宅にいるかのようなくつろいだ気持ちで過ごせると、市内外から多くの親子連れが訪れている。

もともと保育士として働いていた森澤さんは、働きながらご自身も3人のお子さんを育てあげたママ！
“ママの心の拠り所になる、なんでも相談できる場所をつくりたい…”と、2002年子育て支援団体「ハッピーキッズ」を立ち上げ、甲府市中心街で一時預かり保育や親子イベントを行ってきたが、2020年惜しまれながら閉所。
しかし、利用者の強い要望により、今年5月「ハッピーキッズen」として新たに生まれ変わった。
 
コロナ禍が長引くことで、疲労と孤立感を強めている多くのママがいることを心配する森澤さん。
「ママが笑顔でいれば子どもは幸せなんです。本当の子育て支援は、ママがお願いしたいときに、いつでも受け入れられること。ひとりで抱え込まずに預かり保育でもイベントでも気軽に訪れてほしい」。
時間やお休みの曜日設定はしているが、電話で問い合わせすれば、時間延長や土日対応も可能とか♪

一軒家を改装した施設内は、まるでおばあちゃん家にあそびにきたみたいな馴染みある雰囲気♪「家庭の延長にあるかような雰囲気が、ママも子どももリラックスした気持ちで過ごせるのではないかと思ったんです」と森澤さん。
入口には小さなコートハンガーがあり、子どもたちが自分で上着をかけられる配慮も。

1階部分は、主に預かり保育やイベント開催時に使用するスペース。畳のお部屋とフローリングの2フロアで戸をあけ放ち、大きな1フロア空間として開放している。
赤ちゃん連れのママも安心して預けられるようにと、ベビーベッドやベビーチェアなども完備！

部屋の一角には温かみある木の素材にこだわったおもちゃや大型絵本、おままごとキッチンなど、選別されたおもちゃがズラ～リと並んで、たっぷり遊べそうだ。

トイレ、手洗い場は幼児専用に整備されているほか、大人が一緒に入ってお手伝いしやすいようにと、広くスペースを確保するなど細やかな心配りも嬉しい。
トイレトレーニング中の子どもも◎♪

こちらの段ボールで作られた手作りの椅子、山梨学院短期大学保育科の学生からのプレゼントとか！
身近にある素材の段ボールだけで、こんなに丈夫な椅子ができるなんてびっくり！
小さな子どもでも座りやすく、子どもたちの評判も上々とのこと。親子で工作をする時の参考にもなりそう♪

2階は、主にイベント開催時に一時預かり保育のスペースとして使用している。
 
また、決まった曜日に一棟貸し切りでママサークルの活動の場に使用することも可能なので、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうだ。

月に数回、助産師さんや社会福祉士さんなど専門職を有したスタッフが開催するイベントを行っている。
 
子育ての話や一歩踏み込んだ悩み相談ができると参加したママからは好評なんだそう！
子育て世代のママはもちろん、プレママやおじいちゃんおばあちゃんが一緒に参加できるイベントも、今後開催していく予定とか。
イベント情報はハッピーキッズのTwitter からチェック!!