Release:21.01.29
整理収納アドバイザー直伝!~子供服の収納術
どんどん増えてしまう子ども服の収納方法は悩みのタネ。
子どもの「自分でやる!」という気持ちは大切にしたいし…。ママの日々の負担やストレスを減らせる、上手な整理整頓・収納法をプロが伝授♪
春から小学生になります。女子なので最近自分で着る洋服を選びたがり、せっかく畳んでしまっているのに、出してすぐグチャグチャにしてしまい、ストレスです。上手な収納法があったら教えてください。(南アルプス市/きいちゃんママ)
目次
Komyさんの「ラクするお片付け」
今回教えてくれるのは、甲斐市在住の整理収納アドバイザー Komyさん。
Komyさんが家の整理収納に目覚めたのも、ちょうど子育て真っ最中の子どもが保育園に通う頃だったという。
「仕事と家事、育児に毎日追われ、本当に疲れ果てたんです。家に帰ると、いつも部屋はぐっちゃぐちゃ…。片付いている家がいいお母さんなんだろうな、と思うけど、現実はままならず。
何かこの生活を変えたい!と思っていた矢先、整理収納アドバイザーのことを知り、片付けに目覚めたんです」と、Komyさん。
片付けができると、生活が変わる。
探し物をしなくなる。
家事が時短できる。
その分子どもに時間をさけるようになる。
心の余裕が生まれる。
Komyさんが実際に体験した、片付けられるようになって変わったいろんないいこと…。
「ママがラクするためのお片付け術」。
これがKomyさんの整理収納のコンセプト!
そして、ゴールは「子どもが自分で出し入れできるようになること」。
「きっちりきれいにしたい人もいるかもしれませんが、あくまでも私は“ママも子どもも、手間をかけずに片付けられること”を大切に、アドバイスしています」。
基本のしまい方
すべて平置きではなく、縦置きにするのがポイント。
立てることで探しやすくなり、「使ったら右(左)にしまうというローテーションの規則を決めておくと、あまり着ないものが自然に片方にたまるように。
頻度が低いものは、頃合いを見て処分するのも手。
また、収納ボックスを使用する場合は、その高さに合わせて畳むこと。向きを揃えて縦置きすると、全体が見えて使いやすい。
毎日使う下着などは、引き出すタイプよりも、ファイル立てのようなオープンなものを活用すると、出し入れがしやすく◎。
奥行きのある収納ボックスには、シーズンオフの物を奥にしまうなどの工夫を。
子どもが出し入れしやすい収納
子どもが取り出しやすく、戻しやすい畳み方が重要。
例えば、靴下は組にして半分に折るだけ。
スカートもしっかり畳まずに、収納ボックスの高さに合わせて半分に折るなどして立ててしまう。
また、ギュウギュウに入れるのではなく、枚数を厳選すると出しやすいだけでなく、シワにもなりにくい。
マスクやハンカチなど使用頻度が高く、洗い替えが常に必要なものは専用ラックを作ると便利。
\ 教えてくれたのはこの人 /
整理収納アドバイザー
Komyさん
山梨県在住。整理収納アドバイザー1級。育児をきっかけに、仕事と家事の両立に悩んでいたころ整理収納アドバイザーの資格に出会う。個人レッスンや各種セミナー開催。