Release:20.11.24
山梨県のおもちゃ病院~壊れたものを修理してくれる!
全国組織の日本おもちゃ病院協会。あまり聞き馴染みない人も多いかもしれないけれど、壊れたり動かなくなったおもちゃを修理してくれる団体で、全国で「おもちゃ病院」を開催する。山梨でも7病院あり。
毎月第2木曜日には、甲府市湯村の子育て支援センター「チャイルドセンター和泉こども館」にて、おもちゃ病院を開催しているとのことで行ってきました!
目次
「チャイルドセンター和泉こども館」のおもちゃ病院に潜入
子育て支援センター「チャイルドセンター和泉こども館」の入口にはためく青いのぼり。
これが壊れたおもちゃを修理してくれる「おもちゃ病院」開催の目印。
県内には7つのおもちゃ病院があり、本日はこちらへお邪魔してきました!
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止策により、支援センターで遊ぶ場合は二部制3組限定の予約制。
でも、おもちゃ病院におもちゃをみてもらうだけなら、予約なしでもOKとのこと。
診察の流れ
早くも可愛いお客様がおもちゃドクターのもとに…。
お気に入りのおもちゃのワンちゃんの足が折れてしまったと、心配そうなあおいちゃん。電池で歩きワンワンと吠えるが、動かなくなってしまったんだとか。
まずは診察申込書を記入。
その後、おもちゃドクターがいろいろチェックをして、修理してくれる。
その場で直ることはあまりなく、ほとんどの場合入院することになるそう。
入院が決まると受付番号が渡されるので、後日(10日後程度)預けた場所に電話で受付番号で問い合わせし、退院日を確認する。
退院日が決まったら、預けた場所に受け取りに行き、代金を支払うシステム。
料金は通常、材料費程度で2~300円くらいが多いとか。
500円以上の高額になる場合は、ドクターから依頼者に直接電話連絡がいく。
おもちゃドクターの思い
「子どもは正直。動かなくなったおもちゃには全く興味をなくす。でも、見向きもしなかったおもちゃが再び動き出すと、目がぱっと輝きを取り戻す。それが嬉しくてね。これをやりがいに楽しんでいるし、生きがいになっているよ」と、おもちゃドクターの肥後橋さん。
大好きだったおもちゃも、捨ててしまえばただのゴミ。
修理することにより、また生命を吹き返し、新たな価値を見出せるなんて、素晴らしい!モノを大切にする心も育てていきたいもの。
「最近は昔よりおもちゃが複雑化していて、修理も難しくなっている。と同時に、与え方も親がしっかりと考えてほしい」と肥後橋さん。
「ラジコンやパソコンのようなおもちゃは小学校高学年くらいで使いこなせるもの。小さな子どもに与えても、壊すのが当たり前。3歳までは触ったり五感を鍛えるおもちゃが最適だと思いますよ」。
山梨県内のおもちゃ病院一覧
大月おもちゃ病院
- 大月市総合福祉センター児童館
- 毎月第3月曜日(休日の場合は翌日)
- 14:00~16:00
- 0554-23-1152(会場)
おもちゃ病院「チャイルドセンター和泉こども館」
- チャイルドセンター和泉こども館
- 毎月第2木曜日
- 10:00~11:00
- 055-253-1152(会場)
おもちゃ病院「甲斐」
- 甲斐市立敷島みなみ児童館
- 毎月第3土曜日
- 14:00~16:00
- 055-277-9720(会場)
おもちゃ病院「ムササビ」
- 都留市まちづくり交流センター
- 毎月第3土曜日
- 10:00~12:00
- 090-9837-5225(小俣ドクター)
- 0554-46-5115(社協)
おもちゃ病院「紙ひこうき」
- 笛吹市内子育て支援センター7カ所および自宅
- <支援センター>
月2回9:00~12:00 - <自宅>
随時(要電話予約) - 090-8592-0686(葭沢ドクター)
富士吉田市立図書館おもちゃ病院
- 富士吉田市立図書館
- 毎週土曜日
- 10:00~12:00
- 0555-22-0706(会場)
※上記情報は2020年11月現在。新型コロナウイルス拡散防止対策により通常の開催時間とは異なっている。