甲府工業高校裏にある古民家レストラン「Italian AKKO（イタリアンアッコ）」は、絶品料理が大人気の知る人ぞ知る隠れ家イタリアン。
毎週火・水曜日と月初めの土日のランチのみ営業し、週替わりのメニューを求めて、足繁く通うファンが多い。

すっきりと落ち着いた店内は2023年6月13日にリニューアルしたばかり。2人掛け、4人掛け、6人掛けのテーブル席のほか、離れには子ども連れのママもゆったり楽しめるお座敷まであり！

本日のメニューはクリスタルポークのソテー、イカスミのパスタ、ボロネーゼと牛すねのパッパルデッレの3種類。
キッズメニューもチーズオムライスとトマトパスタがラインナップし、離れが子連れママで賑わうのもうなづける。

幅広いリボン状のパッパルデッレの語源は、“pappare（パッパーレ）=豪快に食べる、食いしん坊”で、いつでも365日食いしん坊の私にピッタリ！本日は迷わずコチラをオーダー。
まずやってきたのはミニサラダと洋風茶碗蒸し枝豆ソースがけ、マッシュかぼちゃのワンプレート。なんていいにおい～♪

「ドレッシングまで手作りじゃないものはない！」と言い切る料理人AKKOさんのぜーーんぶ“手作り”のオンパレードに胸が高鳴る。
茶碗蒸しをひと口…想像をはるかに上回る美味しさはもう悶絶級！
スープみたいななめらかな口当たりにソースのようなとろみ、そして濃厚に感じる豆の味にウットリしていると、中からはまろやかで奥深いふわとろ茶碗蒸しが顔を覗かせる。

こんなに書きすぎると、メインまでたどり着かない～。だけど、書かずにはいられない！くず野菜や鶏皮の出汁、和出汁を組み合わせ、豆乳で仕上げたAKKOさんの気まぐれの1品が、素敵なグルメ体験を約束してくれる。
そして、おまちかね本日の主役「ボロネーゼと牛すねのパッパルデッレ」の登場。

太い平麺のパッパルデッレは、もちもちながら程よい薄さでつるりと食感もよく、具材と濃厚によく絡む。
自家製ボロネーゼに牛すね肉の赤ワイン煮込みを合わせ、肉の奥深い旨みをこれでもかと凝縮させた味わいは、家庭ではマネできない本格派。これぞ“イタリアンアッコ”の醍醐味だ。

セットドリンクはレモンジンジャー酵素ジュースを（+250円）。
無農薬レモンを砂糖と生姜と混ぜ込んで発酵させた、美容や健康に嬉しいパワードリンク♪炭酸割りで、暑い夏を乗り切れるすっきりとした爽やかさがやみつきになりそう。
飲み干した後の、たっぷりレモンスライスの美味しいことと言ったら！スイーツのように皮ごとむしゃむしゃと食べちゃう。

肩肘張らずに自宅のようにくつろげる雰囲気ながら、その味はホンモノ。一度食べたら誰もがItalian AKKOの虜に。

金・土・日は「ケータリング」（ディナー1人6,000円4名～/ランチ1人4,000円6名～※出張費込み。遠方の場合は応相談）も行っている。
Italian AKKOの味を自宅でも味わえるなんて、もう夢みたい。こちらもぜひ相談してみて。