Release:20.11.04
乳幼児向けおすすめおもちゃ(年齢・月齢別)【専門店監修】
おもちゃ屋さんやECサイトをのぞくと、所狭しと並ぶ種類も数も膨大な乳幼児向けのおもちゃ。
たくさんありすぎて、調べれば調べるほどどれが良いのか悩んじゃいますよね。
そこで、幼児・児童向けおもちゃ専門店『遊芽屋』店主の山田さんに、年齢別のおもちゃの選び方のポイントと、おすすめ商品をお聞きしました!
毎年子どもの誕生日におもちゃをあげているのですが、調べても情報がありすぎて何を選んだらいいのか迷ってしまいます。選び方のポイントがあったら教えてください!(甲府市 ねこっち)
目次
遊びの芽をみつけるお店「遊芽屋」
遊びの芽をみつけるお店「遊芽屋」
店主 山田章二さん
– 遊芽屋 –
甲斐市万才にある木製おもちゃを中心とした乳幼児向けのおもちゃ専門店。
『安心・安全で、親子のコミュニケーションがはずむおもちゃ』をコンセプトに、おもちゃコンサルタントが監修した高品質なおもちゃを豊富に取りそろえる。
店内ではおもちゃの使い方をレクチャーしてもらったり、実際に遊んだりすることもOK!
【生後2ヶ月~半年頃】握る系おもちゃ
0~2歳はもっとも脳が成長する時期。
特に生後半年までは月単位でできることが変わってくるので、手で握る、振って音を鳴らす、口に入れて舐めて確かめるなど、感覚や運動能力を刺激するようなおもちゃがおすすめ!
おすすめのおもちゃ
【生後半年頃~】引きおもちゃ
ハイハイができるようになる生後半年ころは、自分が移動することに興味を持ち始める時期。
自分の動きと連動して動く引きおもちゃで遊んであげると、子どもの動く意欲がさらにアップ!
おすすめのおもちゃ
【1歳半頃~】動きが楽しいおもちゃ
1歳半ころになると、自分でアクションを起こすことが楽しくなり始める時期。
また、動きのある物を目で追いながらそれを手で取ることで目と手の協調性が出てくるので、自分で設置したものがコロコロ・カタカタ動くようなおもちゃで好奇心を刺激してあげると◎。
おすすめのおもちゃ
【3歳頃~】積み木系おもちゃ
それまで物の形や色、音に興味が向いていたのが、3歳頃になると物を使って工夫するという知恵を持つように。
この時期はさまざまな形が作れるような積み木系おもちゃがぴったり♪
おすすめのおもちゃ
【4歳頃~】カードゲーム・ボードゲーム
4歳頃になるとゲームのルールが理解できるように。
単純なルールながら奥が深いカードゲーム・ボードゲームは、子どもはもちろん大人も一緒に楽しめるので、家族のコミュニケーションも活発に!
おすすめのおもちゃ
ゲームの内容
よくみてごらん!?(対象年齢4歳~)
両面に“ちょっとだけ違う”イラストが描かれたカード。場に並べられたカードの絵柄をよく覚えたら、1人が出題者となって全員が目をつぶっている間に1枚を反転。どれが変化したか見つけられるかな?
レインボウスネーク(対象年齢4歳~)
カードの種類はヘビの頭・胴体・しっぽの3種類で、どれもカラフル。同じ色同士でつなげて完全な1匹のヘビになったらカードをゲット。1番多くカードを持っている人の勝利!ちなみに虹色のヘビはどの色のヘビにもつなげられるので、出たらラッキー♪
ストーリーキューブ(対象年齢5歳~)
即興でお話を作っていくゲーム。9つのサイコロをふって出たイラストを題材にストーリーを作り、それをどんどんつなげて1つの物語を紡ぎだそう♪
窓ふき職人(対象年齢5歳~)
出題カードに書かれた四角形と同じ四角形をイラストカードから探す単純なゲーム。でも、キャラクターが書かれていたり向きが違うだけで、これがなかなか難しい!集中力と空間把握能力と記憶力が試されるゲーム。
ハリガリ(対象年齢6歳~)
カードにはフルーツのイラスト。同じフルーツの合計が5個になったら、いち早くベルを鳴らした人の勝ち。「チーン」と鳴るベルがドキドキワクワク感をかきたてて、子どもも大人も大興奮!
おもちゃにまつわるQ&A
子どもにとっておもちゃは『心の栄養』です。食事でいろんな栄養をバランスよく摂取するのが良いように、おもちゃもさまざまな要素に触れられるよう、遊び方が固定されているものより工夫ができるものをおすすめします。
知能・発達に良さそうな、いわゆる『知育玩具』と呼ばれるものを選びたいという方もいらっしゃるかと思いますが、大事なのはお子さんがそのおもちゃを気に入って遊んでくれること。そのためには、まずはお母さん・お父さん自身が“楽しい”と感じるものを選んであげてください。
遊び方を工夫すれば、危険性が無い限りは基本的にどのおもちゃも年齢関係なく遊べます。 おもちゃは「こうやって遊ばなきゃダメ」という決まりはないので、大人がサポートしてあげながらお子さんのやりたいように遊ばせてあげるのが良いでしょう。