甲府市中央の「ristorante koen」といえば、大人気のイタリアンレストラン。「なかなか予約が取れない！」とお嘆きの方も多いのでは。

こちらのお店で最も大切にしているのは『毎日食べても飽きない、ホッとするお味噌汁のような、“しみじみ美味しい料理”』。
「目新しさよりも、同じメニューを『何度も作り込むこと』で、その料理のコツを身体に染み込ませ、より美味しく出来る部分を見つけては日々改良し、繊細に磨きあげていく。そうやってシェフの目指す料理に毎年近づいていきます」という。

そんなコース料理の最後の小菓子としてトリを飾るのが、シェフ特製のマカロン。「ristorante koen」の料理哲学はこのマカロンにもしっかり反映されている。
「マカロンも料理と同じ。見た目の華やかさではなく、直感的、本能的な“美味しい”を大切にしています」。

実はもともとマカロンがあまり好きじゃなかった私が、20年くらい前に「マカロンってこんなに美味しかったの～!!」と衝撃を受けたのが、東京のジャン=ポール・エヴァンのマカロンだった。それ以来、私にとっての不動のNo.1だったのだが、この度コエンのマカロンに塗り替えられた！
…と思ったら、なんとシェフがコエンをオープンする前、ジャン=ポール・エヴァンにてマカロン製造に関わっていたと知り、これまたビックリ!!コエンのコース料理の小菓子は月替わりのフレーバーマカロン♪

「マカロンをもっと食べたい」「テイクアウトで買いたい」などの声が数多く集まり、2024年8月から8個入りの箱入りマカロンを予約のみの限定個数で販売をついにスタートした。巷のカラフルで“映える”マカロンとは一線を画し、あくまでも“味”に焦点を当て、着色料を一切使わないコエンのマカロンは、見た目は至ってナチュラルでシンプル。

だけどひと口食べたら「マカロンってこんなに美味しかったの!!」って、私のあの20年前の衝撃以上の衝撃にきっと驚くはず。
見た目は素朴だけど、その味は複雑で奥深く、やさしい。舌が感じた瞬間に「ウマっ!!!!」って歓喜の声があがる。『シンプルで真っ直ぐな美味しさ』にこだわるシェフの想いに溢れている。

甘酸っぱいフランボワーズを、外はふわっと中はしっとり絶妙の生地でサンド。ラムレーズンはバターベースで空気を含ませて軽やかさをプラスしたり、抹茶は卵ベースでコク深く仕上げるなど、8種類それぞれにガナッシュも少しずつ変えているという。シーズナルのすももは、美味しいのに傷がついて売れなくなってしまった地元農家の貴陽を使って、フレッシュなままペーストに。
1つ1つが全部違って、全部美味しいコエンのマカロン。販売はInstagramで月1回告知され、HPより予約申し込みができる。
次回11月分の予約は11月4日Instagramで告知予定だ。

【マカロン購入方法】
Instagramの投稿を確認し、ホームページ『CONTACT』欄から予約申し込み。
お問い合わせ内容欄に「マカロン希望」と添え、希望の箱数（1人5箱まで）、受取希望日と希望時間を明記。
※電話、InstagramのDMでの予約は不可
予約は先着順で上限数に達し次第終了。
一箱（8個入り）3,300円

【受け取り方法】
山梨県甲府市のリストランテコエン店舗にて定められた期間内に手渡し
＜受取可能時間＞
月・火・金曜日 14:00〜20:00
土・日曜日 11:00〜14:30、17:30〜20:00
※予約時に受取日時を指定
https://www.instagram.com/ristorante_koen/