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【岳麓翠苑 / 富士河口湖町】築200余年の有形文化財・一棟貸し宿の一般開放日へ

Release:2025.01.27

【岳麓翠苑 / 富士河口湖町】築200余年の有形文化財・一棟貸し宿の一般開放日へ

岳麓翠苑

約500年にわたり代々受け継ぐ旧家「井出本家(井出醸造店)」の分家「井出新宅」を一棟貸しの宿「岳麓翠苑」として2023年再生。登録有形文化財の伝統建築と井出新宅に残る数々の芸術品を通じて、地域の人や観光客にもっと古い文化を見て、感じてもらえたら…と現在、月に数回不定期で一般開放している。

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岳麓翠苑

一般開放日には邸宅を見学しながら、歴史と現代アートとの融合の中で上質なひと時を満喫できるということで、早速ご紹介!
改装前は納戸として使われていたリビングは、様々なファブリックで地元の織物産業の素晴らしさを再認識したり、地元アーティストの作品を身近に感じたりできる空間に。広々とした和室には様々な調度品を展示してあり、見ごたえも十分。

岳麓翠苑

絵画のように飾られているのは、よ~く見ると、ナント押入れの襖!日本の四季が描かれた素晴らしい襖絵が描かれていたため、取り外して飾ることにしたのだという。

岳麓翠苑

また、奥座敷の手の込んだ透かし彫りや美しい建具などからは、当時の職人の勢いを肌で感じることができる。

岳麓翠苑

入館料にはカフェでの抹茶と干菓子が付き、見学後カウンターに座って目の前で点ててくれるから、ほっとひと息つこう。

岳麓翠苑

ドリンクや甘味などそのほかのカフェメニューもあり、どの席を使ってくつろいでもOK。こんな贅沢空間で憩う地元のマダムたちの姿も。
ワインやクラフトビール、山梨のフルーツジュースやノンアルのほか、河口湖で人気の長崎珈琲のコーヒー豆を使ったコーヒー各種が揃う。

岳麓翠苑

本日の甘味は、長崎珈琲の豆で丁寧に淹れたコーヒーをゼリーにとじ込め、手作りのバニラアイスを添えて。このアイスが溶けてコーヒーと混ざり合うとき、まるで1杯のコーヒーをいただいているかのような見事な一体感が味わえる。
口どけなめらかな自家製アイスクリームが軽やかで甘さも程よく、ぷるんとほろ苦いゼリーと何とも絶妙なのだ。

岳麓翠苑

さらに、自分で好きなように挟んで楽しめるどら焼きも。
焼きたてのどら焼きに抹茶のアイスと、こちらも1つ1つ手作りしたこだわりのふわふわ白玉、地元の餡子屋さんの餡をカスタマイズしよう。

岳麓翠苑

何でも手のひらの上で完結できる便利な現代。でも、ほんの一瞬でもいまを手放し、歴史の一部に身を沈め、遠い昔の生活へと思いを馳せてみよう。あっという間にはるか200年前へと心が解放されていくはず。

●2025年2月の一般開放日
2日(日)、3日(月)、14日(金)、15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日)

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岳麓翠苑ガクロクスイエン

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津20−1
一般開放日 10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日 不定期開催。開催日はHPより確認。
料金 入館料1,000円/人(11歳以下無料)
TEL 0555-72-2211
SNS
Instagram
URL https://gakuroku-suien.com/
駐車場 あり
主な
メニュー

    ・オリジナルブレンド珈琲ゼリー 660円
    ・翠セット(どら焼き、抹茶アイス、餡子、白玉)880円
    ・カプチーノ 550円
    ・抹茶ラテ 660円
    ・シャインマスカットスパークリング 1,100円(ノンアル)
    ・クラフトビール 1,320円※スモークナッツ付き
    ・山梨県産ボトルワイン各種
    ※入館料別途

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なお、本記事は取材と校正のもとで作成されました。記事の内容は2025年01月27日時点の情報に基づいていますが、最新の情報と異なる可能性があります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

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