初めてでも“ただいま！”
Cafe Miroku

〇月×日

3月に入り、温かい日が続く今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか。

私は花粉症もどきのような症状に悩まされているけど
まだ花粉症じゃないから。鼻水すごいけど。

こんな天気のいい日に車を走らせてやってきたのは、今年の1月11日にオープンしたCafe Miroku。

以前、ブログで紹介したコクボさんの近くで、大きな窓と深緑の外観が目印。

店内には日差しがたっぷり。

南フランスのカフェをイメージしたデザインで、窓向きのカウンター席とアイランドキッチンと一体化したカウンター席があり、おひとりさま利用もしやすい。

私はおすすめのパニーニのランチを注文、カメラマンM氏はパスタランチ。

パニーニはイタリアのポピュラーなホットサンドで（ロシア語ではない。ハイキュー好きなあなたはきっと私がクロネタを言うと思いましたね？ぼっくんかわいすぎですはい。）

パンにチーズや生ハムを挟んでぎゅっと焼くとできるおいしいやつ！

テーブル側のカウンターでは、すぐ向かいのキッチンから、お料理中の音がリズミカルに聞こえる。

ちょっと覗けばその様子も見ることも。

野菜を切るトントンという音やパスタを炒める音、キッチンが近いからこそ聞こえる音とよだれを誘う香り…。

小さい頃、お母さんがご飯を作っているときの背中を見ているような、我慢できなくてキッチンに覗きに行ったときのような、あの時の気分が一気によみがえる。

「じゅ～！」という音が聞こえてきたと思ったら、パニーニ！

溢れるチーズがたまらん～！

チーズってとろとろでも最高においしいし、カリカリでもスナック感覚で食べられて最高にして最高。

お腹が空いてきて大人しく座っていられないので、店内を見回すと気になるオイルが！

こちらはMirokuオイル。

トランス脂肪酸０、オメガ３,６,９が人間の細胞膜とほぼ同じバランスで配合された安心で安全な食用なたね油だそう。

そういうの大好き！はい、お買い上げ。

あれ？ミロク…？と思った鋭いそこのあなた！

お店のMirokuもこのオイルの名前からきているそう。

3と6と9が大事なのね。369ってね。

ふむふむ納得していたら、パニーニが到着～！

チーズのカリとろ感、伝わりますか？！画像もっとズームして見てください！

生ハムの塩味にチーズのまろやかさ、そしてパンのやさしい甘み…

全ての味わいを超越した至高パニーニがそこにはありました。

ケールにいちご？って思っていたのですが、めっちゃ合うの！

ケールって独特の苦みがあるじゃないですか、でもこちらのケールは千葉県佐倉市の在来農家さんが無農薬で作っていて全く苦みがないのです！

いちごのフレッシュな甘みとケールの歯ごたえをオイルが程よくまとめてくれて、全くクセがない！

これはたくさん食べられちゃう～♡

こちらはケールたっぷりのパスタ。

ガーリックの香りが食欲をそそる～！

味付けはシンプルで、こちらにもMirokuオイルを使用。

本当なんにでも使えて、しかもあっさりしていて素材の味を邪魔しない！

万能すぎる！

こんなに居心地がよくて、美味しい料理を出してくれるカフェを営むオーナーは、昨年山梨に移住してきた杉田佐代子さん。

以前は都内で会社を経営していて、コロナをきっかけに全て在宅に切り替えたことにより、山梨への移住を決意。

空間デザインを手掛けたり、企業の社員研修やコンサルをしたり、Mirokuオイルをはじめとした食品オンラインショップを運営したりと、本当にさまざまな事業を手掛けているオーナー。

中でもやはり、食を通じて人々を元気にしていきたいという想いからカフェのオープンに踏み切ったそう。

人生経験豊富で、この取材中も思わずランチに夢中になっていたら「お仕事は忙しいですか？」と和やかに話しかけてくれて、なんと落ち着くこと…。

「女性が一人でも入りやすくて、話したい人は私が話し相手になるし、ただ静かに過ごしたい人はゆっくりすればいい、お仕事もできるようにWi-Fiもあるの。」

素敵なオーナーと落ち着く店内に思わず、ただいまとつぶやきたくなるCafe Miroku。

今日も誰かの心とお腹を満たしてるに違いないですね。