「やまなしスイーツコンテスト2024」2025.3.8最終審査結果発表!!最優秀賞は誰の手に!?

ご主人と初めての旅行で訪れた山梨で、富士山に雪がかかり、桜が咲いていた美しい景色に感激。その心を打った風景をお菓子にして、春と恋が実った喜びをとじ込めた。軽やかなムースクレームをハーブ香るサブレにのせ、中から苺ジュレがとろけ出す。ジュレには、ヨーグルトにつけたドライの桃やトマトの隠し味が。

皮が厚く、種もあり生食にはあまり向かないぶどう品種「アジロンダック」を使用したタルト。アジロンの濃厚な味と香りをムースとジュレにし、タルトはアーモンドクリームとカスタードで、アジロンに負けない味わいに。クレームアジロンとジュレアジロンのコントラストが素晴らしく、アジロン愛を感じる逸品。

勾配緩やかな都留市の風景をイメージした目にも華やかな、柿と金木犀のケーキ。手塚農園のあんぽ柿をコンポートにし、さらに果肉から皮まで惜しみなく使用した。ワインとディルのジュレや、柚子と杏子のソースで、甘酸っぱい味わいの変化も。まわりにヨーグルトスコーンを散らし、笛吹市のオリーブオイルか隠し味。

運ばれてきた瞬間、美しいビジュアルからも期待感が一気に高まる。古くから柚子の産地として知られる、最高品質の富士川町の柚子の魅力を十二分に伝えるスイーツ。柚子の果汁から作ったピューレを極限まで入れ、低温でじっくり焼き上げた。濃厚なビターチョコに、柚子の香りと酸味が際立つ。

トレンドスイーツとして注目のキャロケに、山梨県産ころ柿を加えた米粉のケーキ。ころ柿の味わいを引き立てるために、できるだけ自然な甘さに調整し、子どもも食べられるようスパイスは控えめに。“日本のママのおやつ”をイメージして、米粉とは思えないもちもちしっとりとした生地にこだわった。

生菓子スイーツ部門の優秀賞に続く入賞！バターを折り込み層状になったパートフィユテのサクサクほろほろと崩れる独特の食感と、枯露柿やチョコレートとの一体感が素晴らしい。少し温めて提供され、チョコレートを柿の食感に近づけたというひと工夫に、素材へのリスペクトが感じられる。

1層目はワインパミスでワインの旨味を、2層目にはゴルゴンゾーラと百花はちみつで濃厚に。2層の異なるチーズケーキの間には、ソテーした枯露柿にブラックペッパーでスパイシーに仕上げた。笛吹市の新巻葡萄酒のマスカットベリーA を合わせ、柿の甘みとゴルゴンゾーラの塩味をさらに奥行きのある味に昇華！

グレイスワインの甘口「周五郎」ありきで、このワインでどうしようと始まったという、まさに“このワインに合う”スイーツ。ファーストノートはBean to Bar Chocolate、セカンドに枯露柿の甘み、ラストノートはスパイスと、一つの物語で終わらないチョコレートを、力強いペアリングワインがまとめ上げる。

通年安定的に山梨のフルーツの美味しさを伝えられることをコンセプトに、ドライフルーツで考案。透明な果肉を残しフレッシュさを損なわない県産ピオーネと無花果を主軸に、ワンハンドで手軽に食べられるチーズパイは、さすがのクオリティだ。フレッシュな生しぼりワインと合わせると、サングリアのよう。

富士川町の素晴らしさを余すところなく、スイーツに表現。ほうじ茶生地の上のベイクドチーズには富士川町の柚子と自家製味噌でコク深く、上部は柚子果汁をたっぷりと入れたレアチーズ。中にはB級品でロスが多い花豆を忍ばせ、流通の機会を増やしたいという願いを込めた。

若者世代にあまり馴染みがない干し柿の美味しさを伝えるべく、食べやすく手に取りやすく工夫した。各地の干し柿を食べ歩いた結果、やっぱり甲州百目柿の美味しさを改めて実感！実家でつくり加工した干し柿を粗め、細かめと刻み方も変え、食感の楽しさと共にラム酒のパウンドに…。

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