Release:23.12.18
おせちレシピ~子供も食べやすいアレンジアイデア満載!
年初めに家族で囲むおせち。一品ずつ縁起の良い意味が込められていて、親子で日本の伝統文化を身近に感じることができる貴重な機会ですよね。
でも中には作るのに時間がかかるものや技術が必要なものもあり、日々忙しく過ごすママ達にとって事前に準備するのは結構大変…。
そんな悩めるママには、簡単おせちレシピがおすすめ!どれもビックリするほど簡単で、特別な準備は必要なし。しかも子どもも食べやすい味付けだから、親子でパクパク食べられちゃいますよ♪
お正月に食べるおせちをどうしようか悩んでます。年末バタバタしていて作る時間もないし、正直面倒くさい…。なので毎年買うのですが、全部そろえると高いし、しかも子どもはあまり好きじゃないらしく食べてくれません(T_T)何か良いアイデアはありませんか?(甲州市 くまちゃん/6歳女児・4歳男児)
目次
食べたらやみつき!バター風味の田作り
材料
- ごまめ…50g
- アーモンド…50g
- バター…10g
- しょうゆ…少々
- メイプルシロップ…大さじ2~3
【A】
作り方
① 砕いたアーモンドとごまめを中~弱火で乾煎りに(こうばしい香りが立ち、ごまめがサクサクになるまで)。
② 【A】を回しかけ、全体に絡める(バターは20秒ほど電子レンジで温めて溶かす)。
③ 皿にあけ、粗熱をとればできあがり。
Point!
アーモンドの代わりにゴマを入れても◎!(その時はバターの量を少し減らす)
甘味はメイプルシロップの量で調整を。
簡単すぎるのに本格的な味!レンコンのきんぴら
材料
- レンコン…1本
- ごま油…適量
- 白だし…大さじ1~2
- 白すりゴマ…適量
作り方
① レンコンを薄いいちょう切りにし、ごま油でしんなりするまで炒める。
② 白だしを全体に絡め、さらに炒める。
③ 白すりゴマを全体にまぶしたらできあがり。
Point!
炒りゴマよりすりゴマの方が吸収率が高いから、子どもの栄養面でも優秀。塩味が足りなければ、しょうゆや塩で調整を。大人用には七味や鷹の爪を入れても美味しい!
巻かずに可愛く型抜き♪伊達巻かず
材料
- たまご…4個
- はんぺん…110g 1枚
- 三温糖…大さじ2※砂糖でも可
- みりん…大さじ1
- はちみつ…大さじ1
【A】
作り方
① はんぺんを袋に入れたまま揉みつぶす。
② ①のはんぺん、たまご、【A】の材料を一緒にし、ハンドミキサーでなめらかになるまで撹拌する。
③ ホットプレート(フライパンの弱火でもOK)で低温でフタをし、両面じっくり焼いて好きな型で抜けば出来上がり。
Point!
はんぺんをつぶしたり型抜きする工程は、子どもにお手伝いしてもらうチャンス!コゲやすいので火加減には要注意。1歳未満の乳児ははちみつ厳禁なので、三温糖(大さじ3)のみで味付けを。
ご飯のおかずにも♪ゴボウの肉巻き
材料(2~3人前)
- 牛薄切り肉…200g
- ごぼう…1/2本
- だし汁…80ml
- 醤油・酒・砂糖…各大さじ1
作り方
① ごぼうの千切りを肉で巻き、だし汁、調味料を入れて煮る。
② 蓋をして弱火で煮込む。
③ ごぼうがやわらかく、煮絡められたら出来上がり。
Point!
ごぼうを細く切ると調理時間の短縮になるだけでなく、子どもも食べやすく。お好みで生姜を入れると風味アップ。
まるでスイーツ!りんごきんとん
材料
- さつまいも…500g
- 砂糖…200g
- くちなしの実(使用する場合は2個)
- りんご…1個
- 砂糖…大さじ4
- レモン汁…小さじ2
- 塩適量
<きんとん>
<りんごのレモン煮>
作り方
① 裏ごししたさつまいもに砂糖、お好みでくちなしの実を加えてきんとんを作り、りんごを縦6つ、厚さ7~8mmに切り、砂糖、レモン汁を絡めラップしてレンジで600w5分加熱する。
② きんとんと、加熱したりんごを汁ごと鍋に入れ、弱火にかける。
③ 堅く水気を絞ったガーゼかラップにきんとん大さじ3くらいとって包み、口をぎゅっとねじって茶巾にする。
Point!
切ったりんごを、塩水に少しつけると色がきれいに。きんとんはゆるくならないように煮詰めると、茶巾にしやすい。
おせち料理の由来
<田作りの由来>
その昔、田んぼの肥料にイワシを使ったところ大変豊作となり、大量のお米が収穫できたことが由来。そこからイワシを使った甘露煮のことを「田作り」と呼ぶようになり、「五穀豊穣」を祈願しておせち料理のひとつとして食べられるように。
<れんこん料理の由来>
れんこんは、内側に空いた複数の穴から先が見通せることから、古来より「将来の見通しが良くなる」という縁起を担いだ食材。また、れんこんは実る種の数が多く、多産をイメージさせることから、「子孫繁栄」の願いを込めて食べられることも多い。
<きんとんの由来>
漢字で「金団」と書くきんとんは、“金”という言葉と美しく滑らかな黄色の見た目から、「金運」を得るための縁起物。中でもメジャーな栗きんとんは、「勝負運」を上げるとされる栗(=勝ち栗)が入っていることから、「勝負強い一年になるように」という願いが込められたひと品。
<ごぼう料理の由来>
地下深くに根を張るごぼうは、「長寿」や「家業安定」を願って昔から食べられてきた食材で、たたきごぼうやきんぴらなど、さまざまな形でごぼう料理がおせちに入っているのはこれが所以。
なお、おせちの定番料理である八幡巻は、なんとごぼうが主役の料理!もともとは、ごぼうの名産地である京都の旧八幡村(現在の京都府八幡市)の郷土料理なのだとか。
編集部メモ
おせちを全部作るのは難しくても、簡単なものだけ手作りしちゃうっていうのもひとつの手ですよね。しかもいつもと違う味付けだからマンネリ解消にも効果的♪ぜひお試しあれ!