Release：22.09.08

親子で楽しむアルコールインクアート―ichie.art（イチエアート）

SNSを中心に、今話題のアルコールインクアート。その体験と技術指導をしてくれる教室『ichie.art』が市川三郷町にあると聞き、さっそく編集部スタッフが取材してきました！
実際のレッスンの様子や、教室の魅力など、詳しい情報をお届けします。

アルコールインクアートとは、アルコールインクを耐水性のある紙などに垂らして模様を描くアート作品のこと。

インクの滲みや隣り合う色とのグラデーションなど、偶然あらわれる幻想的な模様が魅力で、SNSを中心に注目を集めている。

初心者も簡単に描けたり、必要な画材が手に入れやすかったりと、チャレンジしやすいところも人気の理由のひとつ。

体験レッスンに参加してみた

なっちゃん親子が、アルコールインクアート教室『ichie.art』の体験レッスンに参加。
アート初心者のなっちゃんと娘（4歳）の様子に密着！

①準備

今回のアルコールインクアートで使うのは、ユポ紙、無水アルコール、アルコールインク（コピック）、ドライヤー。

ichie.artでは、ドライヤー以外は全部教室の方で用意してくれる。

手にインクが付くと色が落ちにくいので、汚れるのが気になる人は使い捨ての手袋があると安心。

②体験スタート

最初に無水エタノールを紙に垂らし、その上からアルコールインクを数滴落としていく。

Ichie.artで使う無水アルコールには、「ピニャータ」という顔料を加えていているそう。ゴールドの顔料がキラキラしていて、とってもキレイ！

そこに垂らすアルコールインクは、2～3色くらいだとバランスが良いとのこと。
「どの色にしようかな～…」と、娘も色選びに真剣。

アルコールインクを垂らしたら、乾く前にドライヤーの送風を使って色を伸ばしていく。

インクが伸びると、自然なグラデーションや色の濃淡が出現。
さらにピニャータのキラキラも浮かび上がってきて、すでにとっても幻想的！

1分もかからず、あっという間に乾いていくインク。
もう少し色を伸ばしたいな～と思ったところは、無水アルコールを垂らせばまたインクを伸ばすことが可能なんだそう。

「何度でも手が加えられるし、誰でも簡単にキレイに描けるのがアルコールインクアートの魅力なんです」という先生の言葉をうけて、何度も追いアルコール&インクする娘。

そんな自由な娘の様子にも、先生はやさしく「いいねー！ステキ！」と応援してくれて、さらに娘はノリノリに！

インクを伸ばし終えたら、先生が用意してくれたフレームを付けて仕上げ。
画角を決めたらフレームを固定して、余分な紙を切り取っていく。

子どもの場合は、フレームではなく蝶々の飾りをレイアウト。

③完成

最後に額縁に収めたら完成！

体験に参加した感想インクを垂らして吹流しただけなのに、とてもオシャレな作品に仕上がって感動！作業はシンプルだけど、色の組み合わせや風の当て方次第で模様が変化していくので、すごく奥深い世界だな～と思いました。勝手気ままに制作する娘に対して、先生がNGなしで受け入れてくれたことにも感謝です！

アルコールインクアート教室『ichie.art』の魅力

講師紹介

一瀬栄吏香　先生

山梨県アルコールインクアート認定講師で、現在2歳のお子さんを持つママ。
アルコールインクアートに携わるきっかけとなったのは、自身が妊娠・出産を経て、産後うつを経験したこと。
うつを治療・回復していく中で、「自分が好きなこと・やりたいことができていないとダメだ」と気づく。
そのタイミングでアルコールインクアートと出合い、直感で「私、これやりたい！」と一念発起。
翌日には道具を買い揃え、制作に没頭する日々を送り、ついには認定講師の資格取得に至る。
モットーは『自分に素直に』。

ichie.artの概要

市川三郷町にあるアルコールインクアート専門の教室。

生徒は、性別問わず20代から50代までの幅広い世代の人がおり、子どもと一緒に受講するママ・パパや、横で赤ちゃんを寝かせながら参加する人も多いそう。

また、レッスン以外にもアート作品の通販も行っていて、オーダーメイドのスマホケースや出産時の命名書などの注文も受け付けている。

ichie.artの注目ポイント