Release:23.03.17
寝かしつけ絵本おすすめ5選~定番から大人もハマる絵本まで
“なかなか子どもが寝てくれな~い”と、子どもの寝かしつけに苦労しているママは意外と多いもの。しかも毎日の事となると、悩みになってしまうことも。
そこで今回は、寝かしつけにおすすめの絵本をご紹介。眠る前の習慣としてや、子どもとのスキンシップに活用など、編集部ママが実際に体験したエピソードを交えながら絵本の魅力を解説。おやすみ前を、親子のすてきな触れ合いの時間に。
目次
頭のいい子を育てるおはなし366
この本のストーリー
1日1話3分で読めるお話366日分を1冊にまとめた、究極の読み聞かせ本。
日本の名作や昔話から世界の名作、童話のほか、伝記や落語や詩まで、バラエティに富んだ内容が大好評。1日1話ずつ読み聞かせしやすいように、すべてのお話に日付が付いているほか、巻末にはシールも付く。
子どもが気に入ったページに💛マークを貼ったり、読んだよカレンダーに好きなシールを貼ったりと楽しめる。
寝かしつけ…というわけではないけど、寝る前のお楽しみに1話ずつ読むと「じゃあ、寝ようね」とすんなり寝てくれるのが◎。娘と息子とどの本を読むかで喧嘩になるので、これだと1ストーリー3分で読めるから、快く1話ずつ毎晩2話読んであげられました。
知っていてほしい鉄板の昔話から、世界のちょっとレアなお話まで幅広いラインナップで、意外に大人も楽しめちゃいます♪
たまごのはなし
この本のストーリー
ある日、突然自我に目覚めるたまご。
「どうして わたしは いつまでも こんなふうに ころがっているんだろう」
それから思いのままに行動しているうちに、ひょんなことからマシュマロと出会い、2人で過ごすように。
たまごのピュアでちょっぴりブラックな言動と、それに呆れつつも付き合い続けるマシュマロが織りなすストーリーを、独特なタッチのイラストがさらに盛り上げる。
ユーモアの中に哲学的なメッセージが見え隠れする、味わい深い絵本。
「子どもにはちょっとシュールすぎるかも?」と思いつつ、私が一目惚れして購入した絵本。
案の定娘は最初たまごの絵にギョッとしていたけど、独特のストーリーにすぐ引き込まれて、読み終わるころにはすっかり夢中に。
ストーリーはオムニバス形式で、一話あたり寝かしつけに丁度良いボリューム◎
ブラックユーモアが混じった内容は、大人の私もハッとさせられることも多く、「自分にとって当たり前のことも、他人にとっては当たり前じゃない」と気付かされます。
しっとりした語り口は不思議な癒し効果があって、この本を読むと娘はすぐ眠くなるみたい。
まてまてまて
この本のストーリー
“まてまてまて~”とハイハイをする子どもを、仲良しのぬいぐるみたちが次々に追いかけてきて、最後はお母さんが“つかまえた!”。
短い繰り返しのフレーズの中には、ハイハイができるようなった子どもの喜びと、ママにぎゅーとだっこしてもらえるという幸福感に溢れた一冊。
絵本を読んだあとは、子どものお気に入りのぬいぐるみや玩具で追いかけっこをして、最後には、みんなまとめてぎゅーと抱きしめるともう大喜び!
もう1回、もう1回とエンドレスになることもあるけれど、ママとのスキンシップの時間が子どもに安心感を与えるのか、スーと寝てくれることが多かったように思います。
おやすみ前を親子の触れ合い時間に変えてくれたおすすめの一冊です。
もうねんね
この本のストーリー
やわらかい言葉とリズムで描かれ、160万部を超えるロングセラー。
動物たちがねむくて、ねむくてあくびをしたあと、「もうねんね」と絵本をめくると、ねむりについている動物のゆる~いお顔が登場する。リズムがあってテンポが良く、温かい文章は心地よい気分に。ねんねしている様子を温かく描いた寝かしつけにピッタリの1冊。
なかなか眠りにつけない子どものために1歳のとき購入しました。
「おめめがねむたいよう」と読んであげると、子どもが一緒にあくびのマネをしたり、寝っ転がったりしながら、眠りへと誘ってくれる絵本です。
同じ言葉がリズムよく続くので、小さいお子様から読んであげられるのも◎。
読み進めるごとに子どものおめめもとろ~んとしてきます。絵の淡い色彩と優しいタッチで読んでいる大人も思わず眠くなっちゃいます(笑)
ちっちゃなほわほわかぞく
この本のストーリー
ほわほわとした毛皮を纏った小さな生き物“ほわほわ家族“の一日を描いた物語。
幼いほわほわくんは、ざわざわ森へお出掛けし、自分とは違った生き物と出会い、たくさんの発見をして家族が待つ温かいお家に帰る。
ほわほわ、ぬくぬく、ざわざわといった詩的でリズミカルな表現が子守唄のように子どもを包み、そっと眠気を誘う一冊。
配本で届いた絵本の中で、子どもに一番読み聞かせた絵本です。
絵本の最後のページには、ほわほわくんが眠りにつくときに、ほわほわ父さんとほわほわ母さんが歌う子守唄が載っています。どんなメロディーなのかなぁと子どもと想像しながら、その時の気分で1曲歌ったら寝る、というのがお決まりでした。
何度読んでも心がほっこりする子どもも大人も幸せいっぱいになる絵本です。