Release:23.09.19
山梨で祝う七五三―おすすめの神社・食事など
子どもの健やかな成長を願う七五三。人生の節目のひとつとして、神社に参拝したりお祝い善を囲んだりと、盛大にお祝いする家族も多いのでは。
こちらの記事では、そんなお目出たい日におすすめの神社や食事処を紹介。事前に知っておきたい七五三のQ&Aも合わせてお届けします。
- 七五三の日
- 毎年11月15日
- 年齢
-
男の子:3歳・5歳(満年齢・数え年どちらでも可)
女の子:3歳・7歳(満年齢・数え年どちらでも可)
毎年11月15日。最近では11月15日前後1、2ヶ月に参拝するのが主流
七五三は「11月15日」に行われる行事。
しかし、当日は参拝場所が大変混雑するため、最近では11月15日の前後1、2ヶ月に参拝する人が多数を占めるように。
神社によって、秋頃から七五三の祈祷を開始するところや一年通して七五三の祈祷をしているところなど対応は様々なので、シーズンをずらして祈祷したい場合は事前に神社へ問い合わせるのがおすすめ。
男の子は3歳・5歳、女の子は3歳・7歳。満年齢、数え年どちらでもOK
七五三を行う年齢は、男の子は3歳・5歳、女の子は3歳・7歳。
本来は数え年で祝う習わしだが、現在では満年齢でお祝いすることも多い。
兄弟姉妹がいる場合は、上の子は数え年、下の子は満年齢と臨機応変でもOK。
年齢ごとに由来はそれぞれ。いずれも子どもの健やかな成長を願う通過儀礼
七五三はもともと、3歳に行う「髪置き」、5歳に行う「袴着」、7歳に行う「帯解き」という異なる儀式が一緒になったもので、男の子と女の子で祝う年齢が違うのもそのため。
いずれも、子どもの健やかな成長への祈願と、大人になるための第一歩を踏み出したことを祝うために日本古来より行われてきた。
近所の神社やご縁のある神社へ
七五三の参拝は、その土地の氏神様を祭る近所の神社で行うのが習わし。
しかし最近では、有名な神社や歴史ある神社、家族の思い出がつまった神社など、ご縁のある神社へ参拝する家族も多い。
ただ、あまり遠方だと子どもが慣れない着物で疲れやすかったり着崩れたりすることもあるので、近場で済ますのがベター。
準備のポイントは「参拝する神社」「衣装」「写真撮影」「食事」の4つ
七五三で最初にやるべきことは、「参拝する神社」を決めること。
神社によっては事前予約が必要な場所もあるので、七五三の祈祷が可能な時期も含め、あらかじめ確認が必要に。
参拝当日は「初穂料」を納める必要があるので、事前に包む金額をリサーチするのもお忘れなく。
次におさえたいのが、「衣装」と「写真撮影」。
「衣装」は、着物をレンタルする場合、人気のものはすでに予約がいっぱいになってしまっていることもあるので、早めに申し込むのがおすすめ。
着物の着付けも必要になるので、レンタル先で着付けてくれるのか、別に予約が必要なのかもチェックしよう。
それと合わせて予約したいのが「写真撮影」。
最近では、着物レンタル・着付け・写真撮影をすべて対応してくれる写真館も。
出張撮影サービスに依頼して当日現地で撮影するという選択肢もあるので、事前に家族でどのサービスを利用するのか決めておこう。
また最近では、写真撮影と参拝を別日で行う家族も多く、その場合は着物のレンタルが2回必要になるのでご注意を。
もし七五三の参拝に祖父母も付き添う場合は、「食事」の手配が必要なケースも。
一般的な食事処も良いけれど、せっかくのハレの日を祝う七五三向けの会食を用意している料亭やレストラン、仕出し弁当屋さんもあるので、そちらの利用もおすすめ。
それぞれの年齢に合った着物がベスト。状況によってはワンピースやスーツもOK
七五三の由来を考えると、3歳・5歳・7歳それぞれの儀式に合った着物を身につけるのがベスト。
しかし、参拝場所の状況や子どもの個性に合わせて、ワンピースやスーツを選ぶ家庭も少なくない。
なお、3歳の女の子は兵児帯(へこおび)と被布(ひふ)を着用する「三つ身」、7歳の女の子は子どもサイズの大人用着物である「四つ身」が一般的。
男の子は3歳・5歳ともに「羽織袴」を着用する。
保護者は、ママはワンピースやセレモニースーツ、パパはスーツを着るのが主流。
ママの場合、子どもと合わせて着物を身につける人も多いが、その場合は訪問着や色無地といった略礼装にあたる格の着物を選ぶのがマナー。
また、主役は子どもなので、子どもよりも目立つ衣装は控えるようにしよう。