Release:23.12.18
鉄道・電車好きの子どもと一緒に行きたいおすすめの駅【山梨】
子どもたちの心をつかんで離さない電車。電車大好きの我が子のために、休日は線路沿いでずーっと電車を眺めている…なんてママ・パパも少なくないのでは。
そんな親子に向けて、電車を見るのにおすすめな駅&その駅のベストなトレインビュースポットをご紹介!
その駅でしか見られない大迫力な電車の姿を、ぜひ親子で満喫してください♪
目次
中央沿線の電車
東京都心から愛知県名古屋までを結ぶ中央本線。山梨県内にあるのは、上野原駅から小淵沢駅までの25駅で、その歴史は明治時代までさかのぼる。
現在は、特急かいじやあずさといった旅客車両のほか、神奈川県根岸駅から長野県坂城駅間を走る貨物列車、年に数回しか走行しない「TRAIN SUITE四季島」など、さまざまな車両が走行中。
中央本線(山梨県内)を走行する電車
- E353系(特急あずさ・特急かいじ・富士回遊)
- E257系(臨時特急あずさ・特急かいじ)
- 211系(普通)
- E233系(中央特快)
- E001系(TRAIN SUITE四季島)
- EH200系(貨物列車)
電車を見る時のルール
- ホームで見る時は黄色の点線の内側で
- ホームで見る時は乗り降りする人の邪魔にならないように
- ホームではなるべく保護者と手をつないで左右に広がらない
- 駅の中では走らない
- 線路にものを投げない
- 踏切近くで眺める時は警報機が鳴ったら絶対に入らない
韮崎駅
1903年(明治36年)に開業した峡北地域の主要駅。ホームが駅舎より高い位置にある高架駅なので、駅ロータリーからは斜め下からの電車のダイナミックな姿が、ホームからは電車とともに街並みや遠くに見える山々の開放的な景色が広がる。
実は韮崎駅は、鉄道好き界隈ではJR東日本八王子支社区間内で最も長いホームを持つことでも知られる駅。上下線の先はそれぞれまったく違う風景なので、見比べるのも楽しい!
<電車を見るならココ!>
ホーム上り方面先端
ホームから上り方面へ目線を向けると、ドーンとそびえる富士山が!韮崎駅手前は直線のルートになっていて、遠くから迫りくる電車とその後ろにたたずむ雄大な富士山とのコラボは、鉄道ファンにはたまらない光景。
この風景とともに電車の待機に利用される待避線も見られるので、ディープな鉄道好きにもおすすめ♪
韮崎駅
住所 | 山梨県韮崎市若宮1-1 |
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竜王駅
1903年(明治36年)に開業し、2008年には建築家の安藤忠雄氏設計による新駅舎にリニューアルした駅。
山梨県内唯一のJR貨物の駅でもあり、コンテナ貨物の連結・解放や石油の入れ替え作業が見られるのも山梨県内ではここだけ。作業用の線路には、貨物車両移動専用の牽引車が待機していて、旅客車両とはひと味ちがう電車が見られるのも魅力。
<電車を見るならココ!>
南北自由通路
改札前の南北自由通路は、東側が一面ガラス張りで、そこに広がるのは上り方面の大パノラマ!眼下には複数の線路が並び、特急かいじや特急あずさといったスタイリッシュな旅客列車と、機械的なカッコよさが心をくすぐる貨物列車がすれ違う瞬間は胸アツ!!
竜王駅
住所 | 山梨県甲斐市竜王新町 |
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甲府駅
1903年(明治36年)に開業した、山梨最大の利用者数を誇る駅。JR東日本の中央本線とJR東海の身延線の2路線が乗り入れていて、甲府駅北口沿いに作られた甲州夢小路からはそれぞれの路線を走行する車両をみることができる。
駅周辺には公園や商業施設、図書館などの施設があり、電車を見た後に立ち寄れるスポットが充実しているのも嬉しいポイント♪
<電車を見るならココ!>
ペデストリアンデッキ
北口方面のエスカレーター近くにあるペデストリアンデッキは、ガラス張りの開放的なスペースになっていて、そこからは舞鶴城や甲州夢小路の趣ある建物とともに走行する電車の姿が。タイミングが良ければ、中央本線と身延線のそれぞれの特急の発着が同時に見られるかも!
甲府駅
住所 | 山梨県甲府市丸の内1丁目 |
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山梨市駅
1903年(明治36年)に「日下部駅(くさかべえき)」として開業し、1962年(昭和37年)にJR東日本初の市駅「山梨市駅」へ改称した駅。2017年からはじまった全面リニューアルによって、かつての平屋造りの駅舎から、現在はモダンスタイリッシュなビジュアルに。
ちなみに、北口側にあるトンガリ屋根が特徴的な建物は、なんと公衆トイレ!果物モチーフのステンドグラスがあしらわれていて、フルーツの産地・山梨市らしさ満点♪
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南北自由通路
2017年からの駅舎リニューアルで設置された駅舎内の南北自由通路は、東側が一面ガラス張り。ベンチも用意されていて、座って電車の行き来を眺めることができる。特急の停車駅でもあるので、特にE353系好きにはたまらないビュースポット!
山梨市駅
住所 | 山梨県山梨市上神内川 |
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勝沼ぶどう郷駅
1913年(大正2年)につくられた信号場が昇格してできた駅。
隣接する甚六桜公園は、桜の名所であるとともに、昔の勝沼駅で使われていたホームの一部が残されていて、スイッチバック(鉄道が急勾配を上がるための仕組み)の遺構が見られる場所として鉄道ファンにも人気のスポット。春になると「関東の駅百選」にも選ばれた電車×満開の桜×ぶどうの丘が織りなす絶景を求めて、多くの人でにぎわう。
<電車を見るならココ!>
旧大日影トンネル入り口
上り方面沿いに公園を歩いていくと現れる新旧の大日影トンネル入り口は、ほかのトレインビュースポットにはない魅力がつまった場所。100年以上の歴史を持つ旧トンネルとともに、新トンネルを走行する大迫力の電車の姿や走行音が体感できるのは、この場所ならでは!
勝沼ぶどう郷駅
住所 | 山梨県甲州市勝沼町菱山 |
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大月駅
1902年(明治35年)に開業した、中央本線と富士急行線が乗り入れる駅。
富士山駅方面への起点となる駅であることから、1日3~4本走行している特急「富士回遊」の河口湖方面に向かう車両の切り離しなど、他の駅では見られない作業が見られることも。
丸太を組み合わせたようにデザインされたJRの駅舎は、その趣ある佇まいから「関東の駅百選」にも選ばれ、海外からの観光客にも人気。
<電車を見るならココ!>
5番ホーム線下り線方面
山梨県内でJRの車両と私鉄の車両を平行して見られるのは大月駅だけ!富士急行線のホームは西側に設置されているので、中央本線のホームから見るなら甲府方面寄りから眺めるのがベスト。早朝・夕方には山梨県内では激レアなE233系の姿も!
大月駅
住所 | 山梨県大月市大月1-1 |
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