山梨県山梨市のワイナリー15軒を一挙ご紹介！

山梨市の住宅街にひっそりと佇む「ソレイユワイン」。県外から移住してきたワイン愛溢れるご夫婦が営み、“食事に合うワイン”を目指して一つひとつ、未熟さを出さずに丹精込めて造られる。2人が作りたかったというワインは、クリーンだけど複雑で、余韻の長さを楽しめるような独特の風味が特徴だ。昔の面影を残しつつ、2019年に「R/SHOEI」で一部リノベーションしたワイナリーは、年1回のワインツーリズムで見学することも！試飲は予約制で、ショップでの購入も◎。

ぶどう畑に囲まれ、富士山を望む最高のロケーションの中で2018年に始動した「カンティーナ・ヒロ」。“最善を尽くせ、そして一流であれ”をモットーに、ぶどう栽培はお父様、ワイン醸造は息子さんと、親子2世代で土地の恵みを最大限に生かした味わいを造り出す。試飲やショップのほか、季節ごとにイベントも開催し、ぶどうの新芽の天ぷらやぶどうの収穫、焚火や焼き芋など、ここだけの楽しみ盛りだくさん！自然いっぱいの非日常空間とオリジナルワインに会いに行こう。

勝沼醸造株式会社や四恩醸造で長年ワインに携わり、2021年に独立して立ち上げたワイナリー。“ワインを必要以上にいじらない”とぶどうの栽培から醸造まで丁寧に、シンプルに。年間でエチケットのテーマを決め、2016年から「印章」や「甲州印伝」、オーダースーツの「JOKERS TAILOR」など、ヴィンテージごとに変わるアーティストのデザインにも注目！ワイナリーの見学や試飲は、年に一度開催するワインツーリズムのみ。レアな開催日を狙って貴重な体験をぜひ。

創業当時から“TAO（タオ）=道”をコンセプトに「ワイン造りは自然が相手。自然に寄り添い、土地や年、ぶどうの感性を活かした造り方で“一期一会”を大切に」と、全銘柄県産ぶどうのワインが楽しめる。こだわり尽くした数々のワインは、女性審査員のサクラアワードや国際ワインコンクールなどのコンテストで入賞！特にイチオシの「Tao駒園甲州2024」は9年連続入賞し、誰もが認める1本に。ショップの併設があり、その時々のワインの購入もできちゃう。見学や試飲は不可。

山梨市駅から徒歩約3分の好立地にある「サントネージュワイン」では、標高750m、水はけや日当たりが良い牧丘町の自社畑や山形県上山市にある契約農家のぶどうで、地域ごとの個性を活かしたハイクオリティな日本ワインを製造する。木のぬくもり溢れる広いショップには種類豊富な自社ワインを揃え、工場の稼働日に合わせて利用可。今後は、自社開発のぶどう品種「恋紅」の新ワインも発売予定とのことでお楽しみに！試飲はスタッフに要問合せ。

山梨市牧丘町にあるファミリーワイナリー。4代目代表は栽培、醸造ともにほぼ独学で自身のスタイルを築き、個性豊かな味わいを目指す。自社畑では数種類の欧州系品種を栽培し、除草剤やボルドー液不使用、充実した土壌でぶどう造りから丁寧に。ネコ好きなご夫婦が考案した毎月22日にお得なクーポンがもらえる「Sanyo猫の日」や「ネコユウコ」さんが手がける可愛すぎるエチケットラベルなど、猫好きにたまらないサービス満載!!試飲は無料。ショップでの購入もできる。

酒類全般の機械、資材の輸入販売事業を展開するシンワフーズケミカル株式会社が醸造、販売を手がけるワイナリー。“研究所”ということから、良質なワインを造るために日々研究を重ね、誰にでも親しみやすい味わいに仕上げる。また、エチケットに描かれる4つのイラストで味や香り、風味などの特徴を表し、選びやすいのも魅力のひとつ。美味しさを追求し、進化し続けるワイナリーに目が離せない！試飲やショップは土、日、祝日のみ。ワイナリーの見学はできないが、醸造室内をガラス窓越しに見ることは可能。

昭和38年から続く「サンリバーワイン」では、なるべく機械を使わずに手作業でワイン造りを行い、酸化防止剤無添加や野生酵母を使った非加熱、無濾過ワインなど、こだわり尽くした個性豊かなワインで人気を博する。ワイナリーの見学のほか、その時々のワインを3種類1,000円で試飲でき、どちらも完全予約制。ショップも併設しているので、お気に入りを見つけて購入も可能だ。そのほか、自社ワイナリーや都内のイベント出店もしているとのことで、詳細はfacebookをチェック！

“自分で育てるぶどうでワインを造りたい”という思いから、約10ヶ所のワイナリーで委託醸造していた代表髙野さんが、2年前に自身のワイナリーを立ち上げた。様々な委託先で学んだ製法を活かし、10年以上防腐剤なしの1本で昔ながらのファンを魅了する。髙野さんが実際に描いた油絵や自社畑で育てるぶどうなど、オリジナリティ溢れるエチケットもぜひチェックしよう。ワイナリーの見学や試飲ができるほか、ショップもあり予約は不要だが、来店前に要連絡。

入店するとすぐにワイナリーがお目見え！見学を予約せずに立ち寄っても、ワイナリーが見えて楽しい。ショップでの販売がメインだが、希望があれば無料で試飲も可能だ。ワインは、基本の造り方にプラスした独自の製法で新たな味わいを生み出す。中でも、2022年の「デラスパークリング」は、県産デラウェア種を一次発酵終了間際に瓶詰めし、微炭酸に。あえてにごりを残すことで、コクと旨味が際立つひと品を販売開始した。より詳しくワイナリーを見学したい人は要問合せ。

昭和36年から変わらず、八幡地域の農家が持ち寄ったぶどうでワイン造りに励む。その年の収穫時期や気候によって変わるぶどうの甘さや香りを最大限に生かしたワインは、毎年違った風味が味わえるのも楽しい。ベーシックな造り方で、農家が心を込めて育てたぶどうや八幡地域の土地の良さをしっかりと引き出した美味しいワインへ。月2回、土曜日のみの営業なので、ワインは近くの「JAフルーツ山梨 八幡支所」で購入するのがおすすめ。ワイナリーの見学、試飲はなし。

山梨市万力の土地の良さを“真のワイン”で伝えることを目指す金井醸造所。全体の6割のぶどうを有機で栽培し、常に美味しさを追求する小規模ならではのきめ細かいタンニンが特徴。

横浜にある幼稚園の自然教育施設として2007年に始まったワイナリー。数あるワインの中でも、料理と好相性の辛口ワインがイチオシ！一般公開はなし。

山梨市日川地区で老舗の醸造所。昔からの伝統を受け継いだ約6種類の自社ワインの販売やワイナリー見学、試飲を積極的に行う。ワインツーリズムへの参加経験もあり。

山梨市万力に2022年設立した「Cave an」。山梨市のテロワールを反映した、日本食に寄り添うバランスのよいワイン造りを目指して活動する。ワイナリーは年に2～3回オープンし、完全予約制で見学や有料試飲もできちゃう！開放日時はInstagramでお知らせとのことで、お見逃しなく。併設ショップは、オーナーがワイナリーにいるときだけ対応可能。そのほか、新田商店やネット販売で購入もできる。